キヨって弟いたんだって

九話＊きゅうわ ページ9

皆さん、ここがどこかわかりますか。






フジ、さんの家です。

なんでこうなったかは
覚えていません。







フ「はいってはいってー」



貴(嫌な予感しかしない)







恐る恐る入ると、

兄ちゃんの家よりはるか
綺麗な部屋が目に映る。






貴「綺麗」



フ「ありがとう！お茶どうぞー」






どうも、とお茶をもらう。




こういう気遣いができる人が
モテるんだろうな。





麦茶うまい。






フ「ところでさ、いきなり聞くけど」



貴「はい」



フ「俺とキヨどっちが好き？」




貴「ブハッ！！！！！！」







思わずお茶をふきだす。

何言ってんのこの人...。






どっちがって...






貴「し、知りません」






紛らわす。




けど






フ「教えてくれない悪い子には、」









フジさんがだんだん

と俺に迫りくる。






後ずさりをするも...







フ「ほら、逃げないで」






耳元でささやかれると、

もう体に力が入らなくなる。






そして、

フジさんが俺の体に触れた。

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