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「…あまりにも一瞬な出来事だった」
昔の話をしている神山さんは涙目だった
『…その住民の先輩という方は、』
「…そのまま後ろに居た怪しい男性に無理矢理連れて行かれてた、それを見た俺達は唖然とした」
『…、重岡さんはその出来事がきっかけで中間さんを敵対するようになったのですか』
「元々しげは中間さん、中間さんって懐いてたし、感謝していた、出来事が起こるまではね」
前に重岡さんが、中間さんに対して名前で呼ぶ価値もないと話したことは、これが理由なのか
「確かに此処は希望の場所なのかもしれない、だけどそれは、この狭い籠の中だけ」
『…、狭い籠の中、』
「この狭い籠から外に出された時、絶望と言える未来しかないと言うなら、此処から抜け出した方がいいんちゃうかってしげと話した」
神山さんの言葉を聞いて、私の中で強く決心をついた
『私も、此処を一緒に抜け出します』
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り(プロフ) - れもんさん» れもん様コメントありがとうございます。嬉しいお言葉ありがとうございます。次回からの作品も皆様が楽しめるような作品を作れるよう頑張ります！ (2021年3月23日 14時) (
レス) id: 6d7f41ab63 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 伏線の張り方がすごいですね。２回目読み直してビックリしました。これからも作者様の作品と出会えますように…。応援してます！ (2021年3月23日 13時) (レス) id: b20954da61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：り | 作成日時：2021年3月5日 5時
