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ここに入ってから1ヶ月以上が経った
この生活にも慣れてきて、ここに居る人達もどんな人達かわかるようになっていった
ただ重岡さんと藤井さんが話していた絶望の話
小瀧さんがなぜ�霤弔気鵑�他の人と接触すると異常な程に拒むのか
その理由はまだわからなかった
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・
『…トイレに行きたい』
時計を見れば深夜、早朝ともいえる時間で、変な時間に起きてしまったと後悔をする
とりあえずお手洗いだけでも済まして、すぐに寝るかと考えトイレに向かった
お手洗いを済ませ部屋に戻る途中、何処からか話し声が聞こえる
人の会話なんて勝手に聞いちゃいけないと思いつつも、興味が勝ってしまった
「ええ、そうなんです」
声が聞こえてきたのは中間さんの部屋から、彼は誰かと電話で話しているらしい
「ああ、こちらにも久しぶりに女性の方がいらっしゃって…」
『…！』
どうやら私の話をしているみたいだった
「…ええ、女性ですからね、臓器を売るよりは、人として売った方が高くつくだろうね、そうしようと思ってる」
『…一体どういうこ…んん！？』
誰かに口を抑えられた
「…でかい声を出すな、あいつに声が聞こえる」
目を横目にして見ると、口を抑えてきたのは重岡さんだった
「…今のあいつの話聞いたか」
私は黙って頷いた
「…わかった、こっちへ来てほしい」
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り(プロフ) - れもんさん» れもん様コメントありがとうございます。嬉しいお言葉ありがとうございます。次回からの作品も皆様が楽しめるような作品を作れるよう頑張ります！ (2021年3月23日 14時) (
レス) id: 6d7f41ab63 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 伏線の張り方がすごいですね。２回目読み直してビックリしました。これからも作者様の作品と出会えますように…。応援してます！ (2021年3月23日 13時) (レス) id: b20954da61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：り | 作成日時：2021年3月5日 5時
