ヒーロー目指して頑張って！2【ヒロアカ】 (ページ47)

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心操side

魅勇「ちっちゃい頃から憧れてた。でも残酷にも、現れた個性はヒーローには向いていない、捉えようによっては悪用を心配される個性。

でも、姉ちゃんは俺のことを私だけのヒーローだって言ったんだ。

だから、もうヒーローになれたんだよ。

俺は姉ちゃんのヒーローとして姉ちゃんを支えるためにサポート科に入ったんだ。」

心操「姉弟、仲良いんだな。」

魅勇「まぁな！

つまり言いたいことはさ、今日負けたからって諦めんなよ。ヒーロー科にいなくても、ヒーローにはなれるからさ。

結果はどうであれ、誰かを助けてその誰かにとってのヒーローになれればいいんじゃねぇの？かっけぇじゃん！」

認めたくはないが、こいつの言葉がすんなりと心に入ってくる。クラスメイト達の言葉と、プローヒーロー達の言葉も思い出して、弱気になってる場合じゃないと思った。

人使「じゃあ、それは、俺がAのヒーローになってもいいってことだな？」

俺がニヤリと笑って見せると魅勇の眉間にみるみるシワがよる。

魅勇「心操！てめぇ！やっぱ姉ちゃんのこと好きなんじゃねぇか！？そうゆうことじゃねぇよ！姉ちゃんのヒーローは俺だけで十分なのー！」

わーきゃーとうるさくなったので、無視してスタジアム内に戻る。俺はまだこれからだ。