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似たもの同士 ページ46
心操side
負けてしまった。宣戦布告だなんて言って恥ずかしいな…個性を使っていない緑谷に投げ飛ばされた。俺は弱いんだな…
スタジアムの廊下に座り、考え込む。
魅勇「あれれー？心操？」
心操「お前はAの弟…」
魅勇「魅勇な！覚えろ！俺は2回戦で負けちまったからよ。負けたもん同士、傷の舐め合いでもしようぜ。」
今は1人で居たいと思って、しっしと手を振るも無視して俺の隣に座る魅勇。
魅勇「お前と俺の個性。似てると思わねぇ？"洗脳"と"魅了"。表現の仕方は違うけど、やってることは他人を従わせること」
こいつは傷ついた人間をそっとしておくということを知らないらしい。
心操「そうだな。」
魅勇「俺もヒーローに憧れてたんだよ」
心操「じゃあ、お前もヒーロー科落ちてサポート科に入ったのか？」
魅勇はそれはちげぇ！と首を横に振った。
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2020年12月14日 19時
