ヒーロー目指して頑張って！2【ヒロアカ】 (ページ33)

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Aside

エン「鳥換と言ったな…いい返事を待っている。」

暖かい焦凍の左手を握り返す。

A「いいえ。あなたにとってのいい返事はできません。」

エン「なぜだ？強個性で将来も有望、断る理由はおまえにはないだろう？」

焦凍が明らかに怒ったような顔をする。もう一度暖かい手をぎゅっと握って、私の方を見させる。目が合ったので安心させるように笑った。

そして、エンデヴァーを見上げる。

A「焦凍には何度も助けられたし、すごく冷静に周りをよく見ていて、人を助けたりヒーローになることに対してすごく熱い想いを持ってる。
私にはもったいないくらい素敵な人です。

だから、私は彼が大好きだし支えたいと思う。

あなたが焦凍を利用して、自分の野望を遂げるための結婚をさせて、彼が苦しむなら私はしません。」

失礼します。と一礼して焦凍の手を引く。このまま大食堂に行こうかな？と悩んでいると、急に焦凍が立ち止まって手を引かれる。

A「大丈夫？」

轟「あぁ。なぁ、さっきクソ親父から何を聞いたかわからないけど、俺の話していいか？」