ヒーロー目指して頑張って！2【ヒロアカ】 (ページ14)

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Aside

少しだけ驚いたような反応をするオールマイト。

オ「なぜ…そう思うんだい？」

A「実は対人訓練の時、保健室でリカバリーガールとオールマイトの会話を聞いてしまったんです。でも、疲れと眠気で断片しか聞こえなくて、よくわからなかったんですけど…

でも、出久が個性を制御できない姿に疑問を持って…まるで、最近個性が現れたか、今まで知らなかったような感じで。

超パワーのあの個性を知らなかったのはありえない。でも、4歳までに現れるはずの個性がこの歳で現れるのもありえない。

だから、オールマイトは出久に個性をあげたんだって思ったんです。」

オールマイトは腕を組み考えるようなそぶりをする。

オ「でも、個性の譲渡なんて、普通それこそありえないと考えると思うのだが…？」

A「私の右手の能力にも関係がありますが…個性を他人に渡すことができる人を知っているので…ありえない話だとは思いませんでした。」

オ「そうか……ここまで当てられたら正直に話さなくてはな。

私の個性ワンフォーオールは君の言う通り、人に譲渡できる。そして私は緑谷少年にその個性を譲渡したんだ。」

A「やっぱり、そうだったんですね。でも、オールマイトにはまだ個性がありますよね？」

オ「あぁ、残り火だが今日見たように、まだ戦える。だが、ぜひ秘密にしてくれよ？平和の象徴の個性が弱まってるなんて知られれば敵は必ず活性化する。」

A「安心してください！絶対に秘密は守ります！！」