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12・アコガレ ページ13

カツーン カツーン




地下牢への階段を下る。




監視の兵士に軽く目で挨拶し牢屋へと近づく




カシャン





ハンジ「A・・・起きてるか?夕食を持って来た」




今はベッドに手錠と足に鉄球をつながれていて・・・・



見た限り・・・・先日の傷は消えていた





サイドテーブルに食事を置き



ベッドサイドに腰掛ける。




ズリ・・・・とAが後ずさる。



その目は恐怖でいっぱいで、ギラギラとした目が睨みつけてくる。






そりゃあ、あんな事されれば誰だってね・・・





ハンジ「ごめんね・・・・。痛かったでしょ・・・・」




その手を取り抱き寄せる





A「ひっ・・・やめろっ・・・!!」




顔面めがけて放たれた拒否を示す手がハンジの頬に当たり・・・



ツ・・・



と血が流れる・・・





ビクッ



A「ひっ・・・・あっ・・・・あああああ」




ハンジ「大丈夫。もう怖くないから・・・落ち着いて」




力強くその華奢な体を抱きしめる。






開いた目からジワリと涙が浮かぶ





A「怖かった。痛かった・・・・」



ブルブル震えて泣き出す


冷え切った心にハンジの言葉も体温も暖かすぎて・・・・余計辛くなった。






A「でも、ははは・・・見てよ。もう治ってるんだ・・・・そりゃあ化物だからな!!」




自虐的に笑うAの頬をひっぱたいた。



そして抱き寄せる・・・




ハンジ「そんな風に言うんじゃない・・・お前は少なからず知性のある人間だ。忘れるな」




ズキン・・・




A「うん・・・・」





ハンジ「よーし、ご飯たべよ♪今日はねー特別に干し肉のスープにしてもらったんだよ!」





食事が終わり・・・・





ハンジが静かに話し始める




ハンジ「私は、君の人体実験の担当者になったよ」




人体実験と言う言葉にドキリとしたが



A「なら良かった。変なおっさんに弄り回されるくらいならハンジが・・・いい」




ハンジが悲しそうに微笑んで、Aの髪を撫でる



ハンジ「すまんがこればっかりは避けられないのでな。判ってくれて・・・ありがとう。なるべく苦痛を伴わない努力はさせてもらうつもりだ・・・」




A「大丈夫です。私ずっとハンジ分隊長に憧れててずっと見てきましたから・・・・」



ほんのり恥ずかしそうに頬を赤らめる

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設定タグ:進撃 , ハンジ , 女主   
作品ジャンル:アニメ
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とりすけ(プロフ) - Anchorさん» ありがとうございます。なんか行き詰まっちゃって…(;´д`)そのうち頑張ります!すいません! (2014年10月4日 0時) (レス) id: 51327fd6ec (このIDを非表示/違反報告)
Anchor - 続き待ってまーす! (2014年10月1日 20時) (レス) id: 553f3f5138 (このIDを非表示/違反報告)
とりすけ(プロフ) - 覇滝華さん» きゃー(/ω\*)はずかちいw←  HPとかじゃないのでブクマとか関係ないので全然大丈夫ですよw書いてる本人がドドドドウシヨウ状態の作品ですが、面白かったなら良かったです♪ありがとうございます! (2014年8月28日 1時) (レス) id: 51327fd6ec (このIDを非表示/違反報告)
覇滝華 - 初めまして!!小説みました!!とってもおもしろいです!それと、ログインしていないので、ブックマークさせていただきました!勝手でスミマセン<m(__)m>更新頑張ってください!! (2014年8月28日 0時) (レス) id: bde1455e60 (このIDを非表示/違反報告)
ぴろぴろ先生 - な、なんですか!その寸止めはっ!言っちゃっていいんですよ?(ニヤニヤ)そうでしたか(^^)分かりました!俺もなるべくそうします!ブハッ!可愛い可愛い…ナデナデしていいですかっ!?←すいませんwww (2014年8月4日 20時) (レス) id: 15988c9980 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とりすけ | 作成日時:2014年7月15日 14時

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