美しく残酷 ページ47
部屋を出るとハンジに呼び止められた。
ハンジ「・・・Aサン・・・・あの、バルトは・・・」
あの日からしばらく興奮が収まらずに鎮静剤で一週間程寝かされていたと聞いた。
それからずっと泣いていたんだろう。
目が腫れ、眠れないのか顔色も悪い。
A「・・・・祖母らしき人が引取りに来たよ。望む場所で死ねて幸せ者だと。・・・忘れないでやってくれと言っていたよ」
俯いたハンジの目から
パタリ・・・
パタリ・・・
水が床に溢れては吸い込んでシミを作っていった。
A「来いよ。アイツの為の追悼だ。思いっきり泣いておけ」
両手を広げてハンジの体を抱きしめる。
ハンジ「・・・・！！Aさぁん・・っつ！！うああああああああああああああああああっん！！」
お前も散々泣いてたくせにとリヴァイは思いつつ、自分もそうだったので何も言わずその光景を見守る。
世界は残酷で・・時は何もかも飲み込んでしまう。
涙が・・・・・
洗い流してくれればいい。
そして前を向いて俺達は歩いていかなければならない。
バサバサと鳥が飛び立つ音が聞こえた。
青い空が今の俺たちには眩しいくらい苦しかった。
踵を返して先に部屋へと戻る。
今までどおりに、洗濯をして掃除をして
Aの机の整理をする。
あの写真立ての手前にはリディアのタテガミがそっと置いてあった。
胸がぎゅうっとした。
リヴァイ「・・・・いつか俺もここに飾ってもらえるんだろうか・・・」
A「てめえのなんぞ飾るわけねえだろ！あほんだら」
ビクッ
少し血の気が引いた。
そ・・そうだよ・・・・な
A「っ・・・たく。そんな顔してんじゃねえよ」
腕を引かれて抱きしめられる。
Aの腕の中にすっぽりと収まってしまった。
A「てめえは・・俺が守る。死ぬ事なんて考えてるんじゃねえよ」
抱く腕に力が籠る。
あ・・・
リヴァイ「ごめん・・・なさい」
泣きそうなその肩を掴んで口付ける。
にこりと笑って
A「俺が仕込んだんだ。そう簡単には逝けると思うんじゃねえよ」ﾆｶｯ
・・・・・どうしよう
惚れ直した・・・
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ミルクレープ - リヴァ×主最高すぎて……ﾊﾞﾀｯ(死因：鼻血&吐血による失血死) ＼(^o^)／ (2019年10月2日 18時) (
レス) id: 8c7172726c (このIDを非表示/違反報告)
とりすけ(プロフ) - 赤は血の色！さん» (´・ω・`)o□ハンカチ準備万端です！ (2014年2月5日 6時) (レス) id: d42fc90927 (このIDを非表示/違反報告)
赤は血の色！ - 鼻血がでそうです！ (2014年2月5日 6時) (携帯から) (レス) id: e4cdd2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
とりすけ(プロフ) - にゃおさん» 削がれたいわけですね！判ります← リヴァイ（例のあの顔）で、グルグルザシュザシュザシュ！・・・何度でもズタズタに切り刻んでやる← ｺﾒありがとうです♪謎な文書ですがまた良かったら遊びに来て下さい♪ (2014年2月4日 15時) (レス) id: 51327fd6ec (このIDを非表示/違反報告)
とりすけ(プロフ) - 四季 奏さん» (´∀｀)bバルト殺っといたぉ← っていうかもともと戦死予定でした（笑）扱いが超ぞんざいwww死ぬシーンすら出てこないというwwww (2014年2月4日 15時) (レス) id: 51327fd6ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりすけ | 作成日時：2014年1月22日 1時
