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「なッ！？まだサルが潜んでやがった…早くしろミラ！！」
落下。
黒い角。
窓。
黒い角。
腕。
手。
黒い、トリガー。
『あ。』
さっきも見たなあの女黒トリガー使いかじゃああのロン毛が人型ネイバーかやっぱり間に合わなかったそれよりも今はあの人型だ始末しなくてはまた逃げられる黒トリガーだけでも回収しなくてはどうするいや迷う必要はない切ろう腕、切ろう、というわけで
血でぬめる手で弧月を握り、女の人型とロン毛の人型を結ぶ腕。ロン毛の人型の腕に向かって振り下ろす。
ちなみにこの間僅か1秒
「が……ッ！！？」
「なっ…！？」
即座に黒トリガーがついていると思われる腕を回収しようとするが、すでに女の方にわたってしまっていた。旋空を発動させようと再度弧月を握るが、正面に窓。先程の奇襲か。
「管！！」
とっさにその場を離れる。人型は何か言い争いをすると、女はロン毛を置き去りにして窓を閉じた。
『チッ…間に合わなかった。』
「管。」
再度呼ばれ、そちらの方を向くと、頬に傷ができた忍田本部長がいた。
『…忍田さん。すみません。間に合いませんでした。』
「いや、構わん。それより、通信室での報告を聞いた。酷なことをさせてしまったか。」
『いや、別に。慣れているので。』
「それでも、だ。」
忍田さんは私の頭に手を乗せようとして、やめた。私はそんな歳ではない。
「どこへ行く。」
『外にはまだ人型がいるんでしょう？行きます。』
何か言おうとする忍田本部長を遮って訓練室を出る。返事を待っていたら絶対にダメと言われていただろうし、説教される予感があったからだ。
トリオンにもまだ余裕があるはずだ。このままではなんの戦果もあげられず終いだ。
おかしいな。
さっき死体を見たからだろうか。
手の震えが止まらない。
乾いて赤黒く変色し始めた手袋をみて、確信。
やはり
『やはり私は＿＿＿＿＿』
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迅さんラブ - 続編カモーン (2019年4月8日 23時) (
レス) id: 19c16fa711 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 続編来てー！！ (2018年12月24日 15時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
り - 続編みたいです。 (2018年6月25日 18時) (レス) id: 68deff2841 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» 返信遅くなりました。本編は大した絡みもなくグダグダしてしまったので、短編の初っ端は出水で行きます。ある程度書いたら公開いたしますので、気楽にお待ちください。ありがとうございます！ (2018年4月18日 7時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - すずさん» 返信遅くなりました。ありがとうございます！無事完結いたしました。短編作成中ですので、そちらでは出水との絡みなどなど…書いていきますのでよろしくお願いします！ (2018年4月18日 7時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四季 | 作成日時：2018年2月17日 18時
