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「…管さん、聞こえてる？」
『ああ、問題ない。』
通信状態は良好。迅とかなり離れた建物の上に待機している。
協力するとは言ったが、なぜ私が前線ではないのか。これでは本部の任務を蹴ってしこたま怒られたのに割に合わない。
「じゃあ、あとは予定通りに。」
『わかってるようるせえな。』
まんまと迅に利用される形になってしまったわけだが。不満、不本意、腹立たしいことこの上ない。
のんきなことを考えている間に近づく集団。迅が息を吞む音が聞こえた。
わかっているよ、予定通りに。
開戦の合図とでも言おうか。ライトニングを構えた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
結局直前まで管さんからの接触はなかった。やはりただ単純に面倒くさかっただけだろうか。
「おいおい三輪、もっとゆっくりはしってくれよ。疲れちゃうぜ。」
そんな軽口を叩いて三輪に睨まれたとき、
「…止まれ！！」
人影が見えると同時に、三輪の足元に狙撃の痕が付く。このまま進んでいたら、確実に命中していただろう。
「太刀川さん久しぶり…みんなお揃いでどちらまで？」
「なるほど、そう来るか。」
迅だけでなく狙撃手までいるとなると、木崎さんだろうか。しかし、それならば迅以外の面子を潜ませる意味がない。今の狙撃で玉狛支部が敵に回ったことを意味するからな。
それなら、今のは一体誰だ…？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『さっさと始めろよぼんくらども。』
まさかこいつを使う羽目になるとは思っていなかった。
そっとライトニングをなでる。今日この時のために、東さんに手伝ってもらって大体の感覚は取り戻したはずだが、手元が狂ったらまあ迅のせいにしておこう。
なにかあったとしても、最終的に私が全員ベイルアウトさせれば済む話だ。
そして、そのなにかを待ち望んでいる自分がいる。
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猫好き - Lastさん» ↓誤字ってお嬢様みたいになりましたw (2019年3月20日 21時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - Lastさん» 霊長類最強に勝てるわけがないよ(´・c_・`)、 Lastさんも長期にわたって返信ありがとうございますのこの小説は何度も読み返させて頂いています！（語彙力0） これからも頑張って下さい!! (2019年3月20日 21時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
Last(プロフ) - 猫好きさん» 恐らく霊長類最強女子（笑）だと思われます。長期にわたってコメントありがとうございます。 (2019年3月11日 17時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - ブラックトリガーに勝てるとかやばいっすね (2019年3月10日 2時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - Lastさん» そういっていただいてありがとうございます！あっ、私ですか？死者蘇生されました！ (2019年2月13日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四季 | 作成日時：2018年1月20日 0時
