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クガユーマが指輪にそっと触れるようにすると、その全身が黒い鎧のようなものに包まれる。これがこいつの黒トリガーか。武器は持っていないようだし、何をしてくるのか予想がつかない。
対して私は両腰に弧月を下げている状態。太刀川お得意の二刀流である。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「両者準備はいいかい？じゃ、戦闘開始！！」
『…いくぞ。』
迅さんの合図と同時に管が床を蹴る。
速いな。
遊真はとっさにうしろに飛び退き、管の太刀を避ける。
的確に首を狙う太刀筋は悪くない。このまま避け続けるのは不可能だろう。
いったん距離をとり、最初に立っていた距離感に戻る。
『いい反応じゃないか。』
今だ無表情に余裕がある管。予想以上にやりてかもしれない。
と、思っていた瞬間、再度管が床を蹴る。
「ユーマ」
「わかってる、レプリカ。」
拘束して一気に方をつける。
「「鎖！！」」
遊真は管が抜刀するギリギリで“弾”で上に跳躍。
そして、遊真に向かって一直線に走る管の両側に印が現れ、突如として鎖がのびる。
完全に不意を突かれた。
『＿＿＿＿ッ！！』
避けるか？いや、まにあわな＿＿＿
ガチリと鎖が絡みつく音。しかし、それは管の体を捕えていなかった。
「なに？」
「これは驚いたな」
とっさに両腰の弧月を半分抜き、鎖を防いだのだ。
しかしこれで動きを止めることには成功した。
「レプリカ！！」
「心得た」
遊真はブーストを展開し、管の体を砕こうと駆ける。
管は小さく舌打ちし、鎖が絡みついた弧月を＿＿＿離した。
瞬間、２本の弧月は霧散する。
そして、管が構えをとると、その何もない手の中に弧月が再構築される。
受ける気か？しかし、ただの弧月ではブーストには勝てない。ぶつかれば確実に弧月が折れるだろう。
弧月と遊真の拳がぶつかり、バチリと反発する＿＿が。
管はそれを完全に受け流した。
「＿＿＿ッ！？」
今度は遊真とレプリカが不意を突かれる番だった。
そして管は振り返りざまに刀を振るう。
『旋空』
拡張された斬撃が遊真を襲った。
.
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猫好き - Lastさん» ↓誤字ってお嬢様みたいになりましたw (2019年3月20日 21時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - Lastさん» 霊長類最強に勝てるわけがないよ(´・c_・`)、 Lastさんも長期にわたって返信ありがとうございますのこの小説は何度も読み返させて頂いています！（語彙力0） これからも頑張って下さい!! (2019年3月20日 21時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
Last(プロフ) - 猫好きさん» 恐らく霊長類最強女子（笑）だと思われます。長期にわたってコメントありがとうございます。 (2019年3月11日 17時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - ブラックトリガーに勝てるとかやばいっすね (2019年3月10日 2時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - Lastさん» そういっていただいてありがとうございます！あっ、私ですか？死者蘇生されました！ (2019年2月13日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四季 | 作成日時：2018年1月20日 0時
