囚人が看守に恋をした

昔からの癖 ページ46

『リアム看守ここって』

リ『嗚呼、俺の部屋だ』

『な、何を求めてるんですか…』

そう言って体を両手で抱きしめる

リ『馬鹿』ギュ

リアム看守がほっぺを引っ張ってくる

『痛い痛い痛い！！』

リ『早く入れ』

『うぅ、はい』

リアム看守の部屋はすごい綺麗だね、清潔感溢れるよ

リ『座れ』

『はい？』

リ『早く』

『あっ、はい』

リアム看守のベットに腰掛けると、リアム看守が私の横に座る

『あ、あのーリアム看守何をするんですか』

リ『待ってろすぐ終わる』

『(な、何をされるんだ！！)』

スッー

リ『絡まってると思ったんだが、案外絡まってないな』

『あ、あのリアム看守何を？』

そう言って後ろを振り返ると、櫛を持っているリアム看守がいた

リ『ん？嗚呼、とかそうと思ってな』

『あっ、そういうことなんですね』

リ『すまない、昔からの癖で起きた母の髪をといていてな』

『感動させようとしないで下さい』

リ『してない』

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