にわか、トリップしてから2年経ったってよ【文スト】

【おまけ】敦君とヨコハマ散策＿1日目 ページ32

〈Asaid〉

如何も、おまけではお久しぶりですね。Aです。


今日は世間一般的に言う休日(土曜日)で、然も非番なんですよ非番。

と言う事で、今回はちょっと長めに寝てみました。


普段なら6時に起きてるんですけど…今日は遅めに10時頃に起きました。

そしてもう一つ…嬉しい事がありまして…



敦「＿＿ん…ん、あ…A君、お早う。」

『うん。お早う、敦君』



敦君も非番なんですｯ！

いや、こんな事滅多にありませんよ…敦君と非番の日が同じなんて！
本当は二度寝しようと思ってたんですけどね…ちょっと嬉しすぎて起きちゃいました。


え？遠足前の小学生かって？違いますって。

皆さんも、某ネズミの国とかユ○バ行く前の夜、楽しみでついつい目が覚めちゃうでしょう？
それですよ。



そんなこんな思考を巡らしている内に、敦君がムクリと布団から体を起こした。



敦「ふわぁ〜あ…んん、今日は非番だからつい遅くまで寝ちゃった…」

『まだ寝てても大丈夫だよ？…あ、釦掛け違えてるよ』

敦「………あ、本当だ。」



まだ寝惚けているのか、梃子摺り(てこずり)ながらワイシャツの釦を留める。

その様子を尻目に朝食で茶漬けを作る。



前に、敦君が「茶漬けを食べたいなぁ」と零していたのを俺は聞き逃しませんでしたよ…。
俺が前に居た世界だと…永○園のお茶漬け海苔を白米の上にちゃちゃっと掛ければ食べれたけど…

まぁ、スーパー何処に行ってもありませんでした。


なので自分で作ります。



もう出汁は取ってあるので、後は暖かい白米が入ってる茶碗の中に注いで…上に焼き鮭を乗せて…



『出来た…。』



何気に初めて作るので、美味しいかは分からないんですよね…。


『敦君、起きたばっかりで食欲無いかもだけど…朝食できたよ。』




チャブ台の上に、俺と敦君の分の茶漬けを置く。

すると、光の速さで茶漬けの前に座る敦君……朝、食欲ある系の子かぁ




敦「こ…これ、A君が作ったの？」

『うん。初めてお茶漬けを作ったから美味しいか分からないけど…召し上がれ？』

敦「っ！頂きます！！」




合図を出すと同時に茶漬けにがっつく。…そんなに急がなくても、茶漬けは逃げないのに。


『それじゃあ俺も…頂きまs(敦「おかわり下さい！」…早くない？君…。』



俺が食べようとしたタイミングで、目の前に茶碗がずいっと出て来ました。





…ちゃんと噛んでますか?

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