•或る爆弾_10個 ページ30
〈Asaid〉
俺視点は久しぶりですね。如何も、Aです。
探偵社の帰ってからさっき、までずっっっっと春野さんの姿になって人質役をやってました。
いや、ね?俺が帰った瞬間。ナオミさんが「Aさんも一緒に人質やりましょう!」って言ってきて…
最初はあんまり乗り気じゃなかったんですけど…敦君の入社試験の為だったから…さ?
友達の入社試験ですよ?手伝いたいじゃないですか!
…という事で、自分の異能力を使って春野さんに変身して人質になりました。
『___って言う事なんだ。ごめんね、騙す様な真似しちゃって…』
敦「で、でも!A君、異能力持ってたんだね…吃驚したよ!」
『まぁ、ね。…あ、社長!試験は滞りなく終わりましたよ。』
福「うむ。」
先刻から静かに俺と敦君の会話を聞いていた社長に、入社試験の結果を知らせる。
隣室から入ってきた人が社長だと分かって、びっくりしているんでしょうか?敦君が目を開いて驚いています。
敦「社長…?」
福「左様。其処の太宰めが、”有能なる若者が居る”と云う故、その魂の
福沢諭吉__能力名「人上人不造」
敦「………。」
太「否ね?君を社員に推薦したのだけれど…如何せん、君は区の災害指定猛獣だ。保護すべきか否か、社内で揉めてね。」
『え、そんな事あったんですか?俺知らないんですけど…。』
太「A君に敦君を預けて、私は出て行っただろう?その後、探偵社で話し合ったのだよ。」
なんか事前に言ってくれれば俺も焦らずに対処してたのに…
福「…そこで太宰が云ったのだ。”「世界一強い異能力者が現れたら雇うか?それが探偵社員たる根拠とは成り得ないが、私は彼を推す」”とな。」
…なんか太宰さんらしいですね…。
『それで社長…。』
俺がそう尋ねると、社内になんとも言えない緊張感でいっぱいになった。
全員。社長が何んと云うのかを待っている。
合格か、否か。
福「……太宰に一任する。」
太「お任せください。」
社長は太宰の言葉を聞くと踵を返し、隣室の社長室へ戻った
……待てよ
『それじゃあ……太宰さん…』
太「うん。A君の思う通り、合格だそうだよ。武装探偵社へようこそ、中島敦君。」
『ッやったぁ!!おめでとう!敦君!!』
敦「え?…っうわ!?」
敦君の入社試験は無事に終わり、俺は思わず敦君に飛び付いてしまった。
_今日この武装探偵社に、新しい仲間が加わりました。
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( ◜◡◝ ) - 更新頑張って下さいね!応援してます! (2022年9月18日 0時) (レス) id: 1ac35838e6 (このIDを非表示/違反報告)
( ◜◡◝ ) - お茶漬け食べてるとこで思い出しました…( ◜▿◝ )中也の声やってる谷山紀章さんは永谷園の鮭茶漬け一択なんだそうですよ?( ◜ω◝ ) (2022年9月18日 0時) (レス) @page32 id: 1ac35838e6 (このIDを非表示/違反報告)
虎の実況席(プロフ) - ててってーてってててさん» 有難う御座います!ネタを頑張って考えて、更新も頑張りますね! (2021年10月15日 17時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)
ててってーてっててて - あなたは神だな(確信) 更新されててすごい嬉しかったです! 一話一話おもしろい!更新ふぁいと〜 (2021年10月15日 15時) (レス) @page40 id: 98a70de313 (このIDを非表示/違反報告)
虎の実況席(プロフ) - 狼煙さん» ありがとうございます!!無事に更新出来ました!ご心配•応援ありがとうございます! (2021年10月7日 7時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虎の実況席 | 作成日時:2021年9月15日 0時