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・此処は_30 ページ31

如何も、Aです。





只今。無事に探偵社にナオミさんと共に着いて、安心している所です。

いやぁ…ねぇ?なんか連続強盗犯が逃げ回ってるんでしょう?




今は12時。昼だからと言って、油断は出来ません!だって、危ないんでしょう?この世界。




ナ「本当にありがとうございます!」

『いやいや、気にしないの!』



そのあとの俺は、ナオミさんに促されて谷崎君の仕事スペースに座った。
谷崎君は整理整頓が得意なんですかね。机の上がとても綺麗です。椅子もフカフカ




国「嗚呼、小鳥遊。また来たのか。谷崎から社員寮の事を聞く事は出来たか?」




そんなこと考えてると、国木田さんがやって来た。




『はい!……あ、あの!俺の部屋、国木田さんの隣になりました!』

国「なッ!俺の部屋の隣!?……小鳥遊なら太宰よりマシか。まぁ良いだろう。」



あ、なんか許可取れましたね。良かった。




国「でも、本当に良かったのか?あの太宰の隣なんて…。」

『別に大丈夫ですよ!』

「いやぁ、優しい子だね〜A君は!」

『ん?……うわぁぁあ!?』



突然。耳元から声が聞こえたと思って振り向いて見れば、視界いっぱいに太宰さんの顔がありました



『だッ!だだ、だ!太宰さん!?』

太「良いリアクション!面白いね〜」

『俺で遊ばないで下さい!!』




本当に何なんですか!太宰さんについて、全然分かりません…

せめて漫画一巻読んでから、此処に来たかった…






というか、いつの間にか国木田さん逃げてるんですけど。どんだけ嫌なんですか、太宰さんの事。







『はぁ…』

太「如何したんだい?A君。そんな疲れた顔をして」

『貴方の所為ですよ…。』



色々疲れた…もう今日は用事無いから、社員寮に帰りましょうかね。




『ふぅ…俺はもう寮に帰りますね。明日も宜しくお願いします。』



俺は椅子から立ち上がって、出口へと向かった。





太「あ、A君!」

『?何ですか?』

太「今日の7時頃に、下のうずまきで夕食を食べないかい?」

『え、良いですけど…俺お金ありませんよ?』

太「私の奢りさ!それじゃあ、宜しくね〜」




と、俺を扉にグイグイ押していく太宰さん。




何で突然奢りなんか…本当に分かりませんね、太宰さんって





『(ま、良いか。取り敢えず、今の状況について理解する為に帰るか。)』







俺はそんな事を思いながら、社員寮に向かう為の帰路についた。

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サングラス(プロフ) - すーさん» ありがとうございます!ここだけの話、昨日疲れ過ぎてお話更新していませんでした…w今日は2日分投稿させて頂きますね、 (2021年9月7日 18時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)
すー - めちゃめちゃ面白いです…!!無理せず更新頑張ってください! (2021年9月7日 16時) (レス) id: bd90c5f980 (このIDを非表示/違反報告)
サングラス(プロフ) - 更新止まったら、本当にすみません… (2021年8月29日 0時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虎の実況席 | 作成日時:2021年8月23日 9時

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