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・此処は_21 ページ22

如何も、Aです。



今、圧力で潰されそうです。タスケテ





さっき江戸川さんと共に社長室に入って来たんですけど…社長、めっっっちゃ俺の事事睨んでますね
睨んでる訳じゃ無かったとしても、そこいらの一般人なら泣き出して逃げる位凄い目力です。


そう、俺もトリップして来たけど周りの人と変わらない一般人。ちょっと涙目になっています。




頑張って堪えてますが、社長がちょっと喋り出したら泣きそうです。





江「じゃ、A。座ろ」

『は…はい…。』



俺は促されて、本日2回目の社長室のソファーに座った。あ、フッカフカ




「「『……………』」」





何で無言になるんですかッッ!せっかくフカフカのソファーに座って、涙が引いたのに…

また出て来ちゃいますよ?



…多分これ、誰も話し出さなかったらずっとこの沈黙が続きますよね?


よく学級会議とかで案が出なくて無言になるみたいな…あれ辛いですよね。






…いや、これから俺は探偵社に入るんです!自分から勇気出して話出さないと!






『…あの、福沢社長…俺を…武装探偵社に就職させて下さい!』







勢い良く頭を下げながら言った。…俺面接やった事無いからこれで良いのかな…てか就職で合ってるのか??




すると






福「………合格」

江「だってさ!良かったねー」





『………へ?』



まさかの一発合格。こんなんで良いんですか???




『え?いや、あの…良いんですか?』

福「合格だ。然し、まだ”仮”だ。」

『仮…ありがとうございます?』

福「嗚呼。」

江「にしても、A凄いね。あんなに社長が圧を掛けてたのに、自分から言い出すなんてね〜」

福「普通の一般人なら泣き出して逃げるからな。」

江「それ自分で言っちゃう〜?」





あ、やっぱりそうなんですね。






『あの、…入社試験的な事は…?』

福「一応筆記試験はしてもらう。其処で正式にこの武装探偵社に入るか入らないか決める」







いやぁ…筆記試験あるんですか……コッチとアッチ(元居た世界)じゃ、もしかしたら問題のレベルが違ったり…







福「よし。乱歩、Aを事務フロアに連れて行き、Aは其処で自己紹介をしなさい。」

『わ…わかりました…』

江「は〜い。」







小鳥遊A。無事(?)に仮入社する事が出来ました。

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サングラス(プロフ) - すーさん» ありがとうございます!ここだけの話、昨日疲れ過ぎてお話更新していませんでした…w今日は2日分投稿させて頂きますね、 (2021年9月7日 18時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)
すー - めちゃめちゃ面白いです…!!無理せず更新頑張ってください! (2021年9月7日 16時) (レス) id: bd90c5f980 (このIDを非表示/違反報告)
サングラス(プロフ) - 更新止まったら、本当にすみません… (2021年8月29日 0時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虎の実況席 | 作成日時:2021年8月23日 9時

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