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『あ、シフト出してないや』
ある日のバイト終わり、更衣室で着替えている時に、今日がシフトの締切だと気がついた。
すぐに着替えてカレンダーのアプリを開いた。
宮近「え、今日着替えんの早いじゃん」
と、同時ぐらいに一緒に上がった宮近も更衣室からでてきた。
『シフト、今日までなの思い出してガンダで着替えた。早く出して帰りたいし。』
宮近「あーね、俺もまだだわ。ついでに出して帰ろーっと」
そう言って、向かい同士に座って、2人ともそれぞれスマホとシフト表を交互に見る。
う〜ん、特に用事ある訳じゃないど、
いっぱい出して、暇なやつって思われたくないしなぁ。
適度に休みで出しちゃうのが
私流のいつものシフトの出し方だ。
宮近「ねえ、この日何限まで？」
不意に宮近がシフト表の再来週の水曜日の上を
人差し指でトントンと叩いた。
『水曜？私、全休〜！』
宮近「お、まじ？俺二限までなんだよね」
いや、なんの自慢？
全休の日は暇だからいつもシフト出すけど、
たまには1日休みにするのもありだな〜
と思っていたのも束の間。
宮近「この日さ、お昼から前言ってた映画いこうよ」
『え、覚えてたの？』
この間、中村宅で強引に行われた飲み会のときに誘われた、あの映画の話をどうやら宮近は覚えていたらしい。
宮近「いや、俺そんなすぐ約束忘れるようなやつじゃないっしょ(笑)」
『酔ってんのかなーと思ってた(笑)』
宮近「あんとき俺が1番まともだった自信しかないんだけど？(笑)」
『それは確かに。』
宮近「で、行く？」
正直、勢いで了承したけど、後になってから恥ずかしくなって、酔っ払ってたから覚えてないっていうのを期待してたり、してなかったり。
『いく。』
だけど、実行に移そうとしてくれたことが嬉しかった。
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もちまる(プロフ) - めいさん» コメントありがとうございます。めい様の一言がわたしの作品へのモチベーションに繋がります！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです♪ (2020年11月5日 3時) (
レス) id: 2b21e38533 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！とっでキュンキュンしました！！これからももちまるさんの作品更新楽しみにしてます！ (2020年10月31日 15時) (レス) id: 5ffcf33459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちまる | 作成日時：2020年10月1日 0時
