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あなたside
暗い闇に落ちていると
"A…"
ふと声が聞こえた。
うっすら目を開ける。
………
…
コ「A！」
あ「…し、新一…？」
コ「何があった！？大丈夫なのか！？」
私の肩を揺らす新一の焦った顔が、ぼやけて見えた。
キ「A！」
新一の後ろにはキッドが。
ぼんやりしていた意識がはっきりしたものへとなっていく。
やがて私は上半身を起こした。
あ「2人とも…私は大丈夫」
きっと2人は私を探してくれてたんだ。
安心してもらわないと。
すると、新一が私の頭を小さい体で優しく…否、強めに抱きしめた。
顔がボフッと新一のお腹あたりに当たる。
コ「心配させやがって…！」
あ「…っ」
黒の組織…怖くなかったはずなのに、怖かった。
母の死因…知りたかったはずなのに、知らなければよかったと思った。
自然と涙が出てきた。
コ「…A…」
キ「………」
あぁ、情けない。
よりによってこの2人に涙を見せてしまうなんて。
新一が私の背中をそっと叩く。
安心させなきゃって思ったのに…
私が安心させられてどうするの…
すると、横でポンッと音がした。
新一の腕の中からそっと横を見てみると、私の視線に合わせてしゃがんだキッドが、右手にバラを持っていた。
そして私に差し出す。
キ「お美しい顔が台無しですよ、お嬢さん」
そういって私の手にバラを握らせた。
あ「…う…っ」
2人の優しさを感じ、さらに涙が出てきた。
コ「テメー、なんで今更キザな性格になってんだよ」
キ「それが怪盗キッドだからな」
コ「元に戻ってんじゃねーか」
私の頭上と横ではそんな会話が聞こえる。
それが嬉しくて、泣きながらもつい頬が緩んだ。
しばらくして立ち上がれた。
キ「よいしょっと」
立った直後、キッドに腕を引っ張られた私はすっぽりキッドの腕の中にいた。
何時間か前と同じように。
コ「なっ！てめぇ…！」
キ「小さい体だと抱きしめられた感じしねーだろ？」
新一にドヤ顔して見せるキッド。
あ「？」
ほんと、新一とキッドはよく分からない行動をする。←(鈍感な夢主)
結局その後は博士に迎えに来てもらい、私は帰宅した。
和「A！遅かったやん！心配しとったで！」
…
かえれ。←
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スズ - ヤバい！！！めちゃくちゃキュンキュンしました！ありがとうございました！ (2020年6月5日 15時) (
レス) id: 1b7f59ea98 (このIDを非表示/違反報告)
未来ーミクー(プロフ) - ちょっと読みにくかったです。夢主を表す「あ」はいらないかな、と私は思いました。内容はとても良かったです！更新頑張ってください!! (2020年1月10日 0時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
のん@天使から墮天使のウオタミ(？) - すごく良い所で完結…うぅ、最後まで読みたかった…|ω・)チラッ← 最後の部分の更新、忙しいと思いますが、お願いします！！m(_ _ )m (2019年3月20日 1時) (レス) id: 5bc91f0494 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 可愛いし、カッコ、みんなから愛されてるし、人気ものだね、カイトはコナンは安室さんは彼女ちゃんを守ることができるのかあ、次回楽しみです (2019年1月23日 21時) (レス) id: 593bd57e41 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 続きが気になります！！更新、待ってます！！ (2017年12月7日 1時) (レス) id: 571647a044 (このIDを非表示/違反報告)
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