探偵と怪盗の恋 3

行方と生死 ページ2

あなたside





ジ「…バーボン」

バ「？」

ジ「こいつをひと目のつかねぇとこに連れていってこの薬を飲ませろ」



バーボン…

いろいろ身につけてるな…



ベ「ふふ、観察も怠らないのね」

あ「！…探偵ですから」




薬…飲まされるのか。

APTX4869で幼児化出来るのは極わずか。

死の確率の方がはるかに高い。



バ「いいんですか、殺してしまって」

ジ「…下手に生かすと危険だ…」

全「……」







＿＿＿＿＿＿＿



あの後、バーボンに暗い公園の裏あたりに連れていかれ…


口に入れられた薬を私は飲んだ。





飲んだはずだ。


そのはずなのに…





体に異変は全くない。





バーボンは声からして男だったが、手つきは優しくて苦しくなかった。



小さな薬を水と一緒に口に入れられて…




その後気を失った私は今目が覚めたというわけだ。



あ「生きてる…？小さくなってない…？」



何が何だか分からない。



母の死因は黒の組織だったこと。

殺されそうになったこと。



何もかもが信じられなくて…





再び私は眠りについた。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿


バーボンside



組織に潜入してる以上下手な真似は出来ないが、Aを殺す…というのはどうも納得がいかない。






僕は初めて組織を…表にだって裏切った。


Aに飲ませたのはただの風邪薬だ。


死ぬことはない。





…それに、奴なら僕のこの行動を理解してくれるだろう…





僕はその相手に電話をかける。




バ「ジン……バーボンです。今、時間大丈夫ですか？」





＿＿＿＿＿＿＿＿＿


コナンside



キッドと手分けして探しているが、見つからない。



だが、暗い公園にさしかかった俺が見たのは、会場でも確かに見たあの…


蛍光塗料により光るブレスレットの光。







コ「A……！！？」




キッドに連絡を…と思う余裕はない。

俺はすぐさまそこへと走った。



横たわる、Aの姿。




コ「A！A！！」


死んでない…それに体にも傷はついてないみたいだが…



一体何があったんだ…！？





キ「！A！！」


すると、そこにキッドが降りてきた。






あ「ん…」



その時、Aがゆっくりと瞼を開けた。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


なんか、早まってしまいました！

でもこの先ベルツリー急行という修羅場がありますからね…


これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m

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