心臓 ページ10
「おい、ロー」
はるなが落ち着きを取り戻し、静かになったトロッコ内で、スモーカーがローに歩み寄る
「上手くここを出られたら、お前とはおさらばになるが、その前に聞いて起きたいことがある。俺の心臓は、シーザーの手に渡っていたはず、何故それをお前が持っていたんだ。」
「奴の勝手な勘違いさ。俺はシーザーを信用させるため、自分の心臓を奴に差し出し、代わりに、秘書モネの心臓を受け取った。
その後、研究所まできたお前から心臓を抜き取り、俺の手にはふたつの心臓があった。俺は、秘書モネの心臓を親切にやつに返してやっただけだ。」
ローは不気味に口角をあげ
「言うだろ、人に親切にしときゃァ、てめぇにいい事があるって」
そんな会話を他所に
「ちょっ、はるな？！あんた、どうして泣いて、、、、」
「・・・いえ、っ、なんでも、っ、、、ありまぜん」
「なんでもないって、、、でもアンタ！「ほっといてやれ。傷心中だ」」
ローは分かっているのか、ワケを聞こうとするナミを静止した
(きえた、、、モネさんの、声が…)
敵意を向けられ、攻撃されたとしても、はるなの中から"大好きなモネさん"が居なくなることはなかった
とても、心の痛いことであった
そんな中でも
「あぶねェ！」
瓦礫は降り続ける
ルフィが間一髪で蹴り飛ばしたものの、建物の崩壊は進む一方であった
「通路が崩れちゃう！！」
「この通路は山腹のトンネル。…崩れりゃ生き埋めだ」
「何のんびり語ってんだァァ！！」
泣いてるはるなの頭を撫でながらも、ローの発言はウソップを怖がらせるには充分だった
しかし状況はさらに悪化する
「アァァァァ！！！」
叫ぶチョッパーの目線の先には
「毒ガスだァァ！！」
「崩れた壁の隙間から入ってきたのか！」
「生き埋め程度では済まなさそうね」
「何淡々と怖ェこと言ってんだお前もォ！」
相変わらず恐ろしい発言をするロビンに、再びウソップはツッコミを入れる
「出口にもガスが待ち受けてるはずだ、誰か、風を出せる者はいねェか？」
「そんな特殊能力者が簡単にいるもんか！」
G5の言葉に、ナミが反応する
「アタシ、出来るけど」
「「「居んのかよ！！！」」」
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toramaru08(プロフ) - muo3mmさん» そんな嬉しいことを言っていただけるとは、、、、！ありがとうございます！今、忙しくなり始めてしまって、毎日更新は難しいのですが、その言葉を胸に、できる限り頑張ります！ (2022年9月9日 23時) (
レス) id: cbde162c1f (このIDを非表示/違反報告)
muo3mm(プロフ) - 最初から見させて頂いてるのですがどストライクすぎます！！これからも沢山読ませて頂きます！！ (2022年9月9日 23時) (レス) @page33 id: 2ae1f90e98 (このIDを非表示/違反報告)
toramaru08(プロフ) - むちゃくちゃ嬉しいです！！もう主の特徴も、ローの特徴も分かってもらえていて、凄く嬉しいばかりです、、、！今後も頑張ります！わざわざコメントしていただき、ありがとうございます！ (2022年9月1日 19時) (レス) id: d6495589ba (このIDを非表示/違反報告)
はなちゃ(プロフ) - 最初から見てます！！めちゃくちゃ面白いし更新早いし原作通りで話わかりやすくてすごく素敵な作品です！！主のアホだけど実は強い感じとかローの好きだけど冷めてる感じとか想像通りでめちゃくちゃ良きです！！！今後も無理せず頑張ってください (2022年9月1日 11時) (レス) @page11 id: 2736857ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：toramaru08 | 作成日時：2022年8月30日 18時
