いつまでも【トラファルガー・ロー】 (ページ24)

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いつまでも※ ページ24

はるな「へ、返事って。、、、あのっ、私は船にはご一緒出来ません！！」

回らない頭で精一杯言葉をつむぎはるなは返事をする

ロー「そうか、ならどうすりゃオレ達と一緒に来る気になる？」

はるなの横たわるベットの脇に腰をかける

はるな「ひっ！」

いちいちウブな反応を見せるはるなを愛おしそうに見つめ、余裕そうに答えるロー

はるな「ど、どうするって、私っ、このお店、継がなくちゃだし、だか、ら、無理です！」

かくするはるなも必死である

ロー「そうか」

すると突然

はるな「ひあっ！！」

ローははるなの頭を撫でた

はるな(だ、だれかぁぁ〜〜〜！)

ロー「はるな、ちなみにお前の両親からはさっき許可を貰った」

はるな(なんで？！？継ぐって話は？！)

そんなはるなの心境を見透かしたように

ロー「自由に生きて欲しいだとよ」

はるな「！、、、」

ロー「さて、はるな」

ローははるなの頭を撫でる手をとめ、そのままはるなの頭の横に手を置き、顔を近づけ毛布越しに耳元で囁く

ロー「オレたちと一緒に来るか？」

はるな「〜〜〜！！！」

既に言葉が出せないほど打ちのめされている様子だ

だがそんな事は気にもとめず、ローは毛布越しのはるなの耳にわざと振れるように話す

ロー「はるな」

はるな「っふぁっ、ちょ、ローさん！！」

ロー「なんだ」

はるな「そこで話さないでくださいっ！」

ロー「断る」

はるなが毛布を被っているのをいいことに、面白がりながらローははるなをイジメ倒す

ロー「悪いがはるな、オレの納得のいく返事が聞けるまで、オレはここを退く気はねェぞ」

擽ったいのか、ローが話す度に若干揺れるはるなの体

はるな(納得のいく返事ってそんなのYES以外ないじゃない！！)

ロー「まぁ、この程度で興奮してるお前にとっては、悪いことでは無いかもしれないが」

はるな「かっ、こ、興奮なんて、してないっ！」

明らかにわかりやすく動揺し出すはるな

敬語すら抜けている

ロー「フっ、そうか、なら早く答えを聞かせろ」

どこまでも余裕そうなローに対して、もう逃げ場がないと悟ったはるなは

はるな「わ、わかりました、一緒に、いきますっ〜〜！」