いつまでも【トラファルガー・ロー】 (ページ34)

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つづきページ34

潜水艦が海上に浮かぶ

ロー「はるな、外出るか」

はるな「はっ！！はい！」

ローの匂いに心を落ち着かせていたはるながハッとする

外に出ると

はるな「わぁ！月だ！ローさん！月ですよ月！！」

ロー「わかったから走るな、転ぶぞ」

最初に出会った頃よりも随分と明るく子どもっぽいはるなにローの頬も緩む

はるな「ローさん私朝になるまでずっとここにいたいです！」

ロー「それはダメだ、朝昼ほど海軍はうろついてねェだろうが、夜も何があるかわからねェ」

彼氏であるローもクルー達に負けるわけなくはるなを愛しているため、心配しているのだ

はるな「でも、久しぶりのお外じゃないですか、、」

珍しくはるなも食い下がることなく意見する

ロー「・・・はァ、わかった、ならオレも朝になるまでここにいる」

はるな「なっ、ダメです！ローさんは寝てください！キャプテンなんですから！！それに！ローさんの能力は体力使うんですよね？？なら尚更です！」

頬を膨らませて怒るはるな

ロー「・・・お前、随分とワガママになったもんだな」

はるな「さっきローさん、遠慮せず言えって言いましたもん！」

ほんとに21歳なのかと疑いたくなるほど、素直なはるな

ロー「じゃあお前も一緒に船の中に戻るぞ」

はるな「じゃあこうしましょう！」

はるなはポンっと手を叩き

はるな「今日はここで一緒に寝ましょ！」

ロー「・・・・は？」

ローからの指示で、夜寝る時はローの部屋に行き一緒に寝ているはるな

ローもまさか外で寝るとは思いも寄らず驚きの声を上げる

はるな「そうと決まればお布団持ってきますね！」

もうこうなったはるなはローでも止められない

「あ！ベポー！！お布団運ぶの手伝って〜！」

「アイアイ！！

・・・え、布団？？」

「いーからいーから！」