99.決行 ページ49
そして次の日
今日はおば様も稽古を見に来ると言っていた
緊張する…
深呼吸をして襖を開ける
するとそこには予想もしてないハプニングが広がっていた
はるな「、なんで、、」
「「「「「久しぶり〜!」」」」」「高菜!」
ずっとずっと、会いたかった皆がそこにいた
はるな「っ、っ、…っ、」
私はその場で崩れ落ち泣いた
野薔薇「相変わらずナキムシね」
悠二「っつか、めっちゃ痩せてね?!大丈夫か!?」
真希「よせ、ストレスでろくに飯も食えなかったんだろ」
おば様「はるな、勘違いするのではありませんよ。今日はこの子達は見学に来ているのです。」
見学…?なんの?
おば様「あなたの稽古を見たいと、高専での鍛錬よりしっかりしたものかが分かったら今後一切干渉しないと」
その言葉を聞き、私は暗闇に突き落とされたような感覚に襲われた
"今後一切干渉しない″
その言葉は今の私にとって何よりも聞きたくない言葉だった
ご飯を食べる時間も減らして稽古に励んでいるし、勉強する時間も全て稽古に使っているから、高専の時より伸びが早いのは確実だと分かっていた
たからこそ、余計にショックなのだ
私が本気を出さないと、すぐにおば様にバレる
おば様もわかった上で引き受けて、わざわざ皆にお茶とお菓子を出しておもてなししてるんだ
もうここに来る必要のない最後の客になると分かっているから
そして今日の練習相手は、いつとの人と違った
はるな「うそ、、なんで、、あなたが…
.
和也さん!!、」
和也「今日のルールは殺し合いです、お嬢様、悪いか本気で行かせてもらう」
そしてハプニングはまだ続く
スッ
襖が開いて新たな客が入ってきた
五条「げ、嘘でしょ…」
五条家当主
真希「は、なんでっ、」
禪院家当主
悠二「ん?なんかあの人加茂さんに似てる…って、まさか…」
加茂家当主
なるほど、どうやらこれは、四天王も決まる戦いという訳だ
そこにたまたま五条先生たちが来てしまったってわけか
おば様は私を怒らす天才らしい
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2022年1月3日 20時