【呪術廻戦】ナキムシですが (ページ24)

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74.ビンタページ24

はるな「…」カクン、カクンッ

野薔薇「ちょっと、呪霊の呪の字も出てこないじゃない」

バシッ

私は野薔薇ちゃんに叩かれ目を覚ます

かれこれ4回目である

結局その夜は何も起きず、計35回野薔薇ちゃんにビンタされた

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コンビニでご飯を買い食べていた

ちなみに私はパンを買いました。美味です

伏黒「残穢も気配もまるで感じられませんでした」

はるな「それよか眠かったもんね」

新田「となるとふりだしっスかね」

悠二「でも時間かけるのはまずくねぇ？今んとこ致死率100%、これ以上人死には勘弁だろ」

新田「！流行ってたのはバンジーっスよね、"飛び降りる″ってのが鍵なんじゃないっスか？」

伏黒「それはもう虎杖で試しました」

新田「え"！もしかしてあのビニール紐でとんだんスか？！」

私は止めたんだけど、悠二があまりにもノリノリだったから

「あぁー！！いたー！良かったー！伏黒さーん！」

野薔薇ちゃんが昨日いじってた不良が自転車に乗って現れた

そして後ろに乗ってたおかっぱの女の人は不良くんのお姉ちゃんらしい

不良くんの姉は、とんでもないことを語り出す

姉「私、行ってるの、中二の時、夜の八十八橋に」

はるな「あんな大人しそうな人でもお化けとか興味あるんだねやっぱり」

野薔薇「そこじゃねぇだろ！」

新田「最近なにかお家で変な事ないっスか？家族の中で自分だけ感じる違和感とか」

姉「私の家、地方のアンテナショップやってるんですけど、私が帰る時だけお店の自動ドアが開きっぱなしなんです、お父さんもお母さんもたまたまだって言うけど

絶対、何かいるんです」

うんそれは確実にいるね

新田「一緒に行った人教えて欲しいっス」

姉「肝試しに行ったのは部活の先輩2人と、そうだ伏黒くん、

あの時津美紀さんも一緒にいたよ」

あれ、津美紀さんって伏黒くんのお姉ちゃんの…

そう思い伏黒くんを見てみると

伏黒「そうか、じゃあ津美紀にも聞いてみるわ」

不良くんとそのお姉さんが出ていったあとに伏黒くんを見ると

伏黒「…」

何やら汗ばんで、いつもの伏黒くんのポーカーフェイスが保てていなかった

悠二「伏黒！しっかりしろ！！まずは安否確認だろ！」

すかさず悠二が声をかける

しかし、

伏黒「大丈夫だ、悪ぃ、少し外す」

そう告げ、少し離れた所へ行ってしまった