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70.野球 ページ20

野薔薇「はるな、起きなさい、やるわよ。交流会の続き」



はるな「んん〜…、どうせ個人戦でしょー?こっち余るから私パス〜」




野薔薇「個人戦じゃないのよ。今年は






野球よ」





ガバッ




はるな「野球〜?!」





私、四ノ宮はるな、実は野球大好きなんです






そうと決まれば速攻で準備し、私は校庭に出た









____________________________________



真希「はるな!いったぞ!」




はるな「はーい!おーらい〜おーら、へっ、わぁ!」







ドテンッ







見事に転けました




好きだからと言って、得意ではないのです





そもそも、運動はあまり出来ません







野薔薇「はるなー!バンドよ!しっかり決めなさーい!」



悠二「腰低めにな〜!」




はるな「よし、次こそは!!



えいっ!




…あれ。」





バントをしたはずなんですが、私の真上に上がるボール




簡単にキャッチャーにボールを取られてしまい、アウトに


















.



















それからというもの…




野薔薇「取れ!はるな!」



はるな「ぎゃぁぁぁ!!」





私にむかってすごい速さで飛んでくるボールに吹っ飛ばされ





伏黒「はるな!そっちいったぞ!真上だ!」



はるな「任せ…ブヘッ」



顔面でボールを受け止めたり…





狗巻「高菜!すじこ!!」


はるな「グッ」



戦意喪失でぼーっと空を眺めていたところにボールがお腹に直撃したり








はるな「うぅ、もうヤダ…泣」



真希「マジで絶望的にセンスねーのな、オマエ」


野薔薇「流石にもうドジってだけじゃカバーできない何かを感じるわ…」



女子勢に罵られています




伏黒「今日は沢山失敗してたのにめげずに頑張ってたと思う」



悠二「結果勝ったしな!終わりよければすべてよしじゃん?」




さすがに可哀想すぎる私を慰めてくれる優しい男の子たち



…伏黒くんはちょっと疑惑だけど、、、





それより私たちはなんと勝てたんです。




2-1で!




真希さんの素晴らしいピッチングて1点取られた理由は私のエラーのせいです…すみませんでした本当に…




そして、悠二くんが最後にツーランホームランを打ってくれたおかげで勝てました…!!








まぁ、ね、終わりよければすべてよし!よね!うん!!

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作者名:toramaru08 | 作成日時:2022年1月3日 20時

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