66.激怒 ページ16
皆がいるのは屋根の上
こういう時に五条先生みたいに謎の力で飛べたらいいんだけどな〜
仕方が無いので木登り感覚で屋根まで登り始める
そして5分後屋根の上に到着
着いた頃にはなぜかパンダ先輩も東堂さんも悠二もいた
そしてめっちゃ怪我してる伏黒くん
えーこの五分で一体何が…
ふと悠二を見ると、オーラがなんかいつもと違う
はるな「もしかして悠二、なんか強くなった?」
その言葉にみんな一斉に振り向く
え、いつか居たの?って思ってるだろうな…汗
私はどうやら影が薄いらしい泣
悠二「うーんと、多分強くなった!これからあいつで実践する!」
はるな「そっか!」
パンダ「おら、はるなも一緒に帰るぞ〜危ねーからな」
そう言って近づいてくるパンダ先輩に私は手をかざし静止させる
はるな「ちょっと待ってくださいパンダ先輩、私どうしてもあの呪霊に言わなくちゃいけないことがあるんです」
悠二「お、おい、はるな、煽ったりはするなよ…?確かに俺、始まる前に相手いっぱい煽れって言ったけど、コイツにはやらなくていいからな?」
お、なんか悠二、察しいい〜
はるな「ごめん悠二、無理!
あの〜!呪霊さ〜ん!」
私を止める皆の声を無視して、私は呪霊に近づいて言った
はるな「あの感覚を通してひとつ思ったことがあるんですけど、いちでか?」
((((やめろ))))
"なんでしょう"
((((聞くんかい!)))))
はるな「もうちょっと早く言いなさい!!」
「「「は?」」」
見事に皆の息が揃っている
はるな「人間が居ない時間が欲しいとか言ってたけどら人間がいなくなって、植物の手入れをする人がいなくなったら、植物はボーボーに生えっぱなし、そのおかげで新しく生えた植物に日差しや雨にあたらなくなってしまうこともある
そしたら、植物だって死んじゃうよ
人間と共存しても、人間がいない時間を作っても、いずれ滅びるのは同じ
だったら自然にとっても、きちんと手入れしてくれる人間がいる世界の方が、マシなんじゃない?
ってか!あんたは植物の声を聞けるならどうしてもっとはやく伝えてくれなかったの?皆あんたみたいに自然の声や感情が分かるわけじゃないの!全部私たち人間のせいにしないで!」
シーーーーーン
当たりが静まりかえる
あれ、私なんか、ミスった?!
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2022年1月3日 20時