26.死 ページ26
宿儺「つまらん事に命をかけたな」
伏黒くんは覚悟を決めたように立ち上がる
すごい、伏黒くんの呪力が高まってるのを肌で感じてビリビリする、、
宿儺「いい、いいぞ、命を燃やすのはこれからだったわけだ!
魅せてみろ!!伏黒恵!!!!」
伏黒くんの本気を見れると思ったのか、宿儺はやや興奮気味だ
伏黒「布瑠部由良由良八握_________!!」
どうして途中でやめてしまったのか不思議に思い、伏黒くんの視線の先をたどる
はるな「!!、い、いた、どり、くん、、」
すっかり宿儺の面持ちが消えた虎杖くんがいた
やっぱり、信じてよかった
伏黒「俺は、オマエを助けた理由に論理的な思考をもちあわせていない。
危険だとしてもオマエのような善人が死ぬのを見たくなかった。それなりに迷いはしたが、結局は我儘な感情論。
でもそれでいいんだ。
俺は
だからオマエを助けたことを1度だって後悔したことはない」
悠二「そっか・・・!」
顔に浮かんでいた宿儺の術式が消えていく
悠二「伏黒は頭がいいから俺よりいろいろ考えてんだろ!
オマエの真実は正しいと思う。でも俺が間違ってるとも思わん
あー、悪い。そろそろだわ」
ポタ、ボタッと、虎杖くんの血が地面に落ちていく
はるな「い、虎杖くん、っ、」
今にも泣き出しそうな私をみて、虎杖くんは優しく微笑んだ
悠二「はるなも釘崎も伏黒も、五条先生…は心配いらねぇか、
長生きしろよ」
ドサッ
はるな「虎杖くん!!!!」
そう呼びかけても、彼はピクリともしない
はるな「いたどりくっ、うそでしょ、死なないでよっ、嫌だよ、、ねぇ、っ、宿儺!この中にいるんでしょ!!何とかしてよ! 「はるな、もうそいつは、死んでる。」うぅっ」
やや涙ぐんだ声でそういった伏黒くんは、泣いている私を肩へ抱き寄せた
きっと伏黒くんも泣いてる。辛いのは、受け止めたくないのは私だけじゃないと感じ、私は静かに伏黒くんの肩に涙をおとしつづけた
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2021年12月29日 15時