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2.全ての始まり ページ2

五条「はーい!皆!今日は転校生を連れてきちゃいました〜!!」




1枚壁を挟んだ向こう側から、髪の毛が逆だっているあの人の声がする






うぅ、、緊張する・・・盛り上げないで欲しい…、、、、









伏黒「・・・・・」



野薔薇「転校生!!!女?!男?!」



五条「今回は女の子!」





野薔薇「可愛い子来い!!可愛い子来い!!」




やめてください…(汗)



悠二「ジェニファー・ローレンス似だといいな〜」




やめてください…!!(汗)








五条「可愛い女の子だったよ」






やめてください…!!(汗)








入りずらすぎるよぉ、、、。







・・・ああ、泣きそう。













拝啓、お空にいるお兄ちゃんへ。




せっかくの新天地ですが



私が想像してた高校生活とは違うものが始まりそうです。



そして、これから皆さんの期待を裏切ることになると思うと




胸が痛いです。


今だけ帰っきてきてはくれませんか





妹より







五条「入ってきていいよ〜」



はっ!遂に、遂に、この時が・・・





目が熱くなり、視界がぼんやりと滲んでいく





泣くな自分!頑張れ!!もうちょっとだけ耐えるんだ!





私は思い切って扉を開け、歩き出した









悠二(右手と右足同時にでてる、緊張してるのかな)



野薔薇(なんか震えてるし。めっちゃ涙目だし、弱そうな子)




伏黒(・・・ヒヨコ。)








うわあああああ、凄い視線感じるよおおお





ってか、生徒3人いたんだ、あの変な人(※五条先生)ぬいて、2人の声しか聞こえなかったから気づかなかったや







私は真ん中までいき、クルっと3人がいる方へ向く






さらに突き刺さる視線







ああ、緊張でどうにかなりそう





あれ、まって、何をいえばいいの?!






と、と、とりあえず、自己紹介だよね!!






えーとえーとえーとえーと、、、、






あれ、自己紹介ってなにをいえばいいんだだけ?!







と、とりあえず、自己を紹介しないとだ!!






はるな「あっ、の、。私でせ!!っ、す」



















.



















「「「「は?」」」」



















.



















詰んだ。














四ノ宮はるな。16歳。あがり症を治したいと思った、初夏でした

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作者名:toramaru08 | 作成日時:2021年12月29日 15時

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