舞え 桜柱！

6話 謝罪会見 ページ6

なんとでも言えぇぇ！ちっちゃかったなとかでもいいよ！いいから！






冨岡「俺の方こそ、いきなり扉を開けてしまい、申し訳なかった」







あら。




冨岡さんはそう言うと正座をしたまんま私に頭を下げてきた




これっていわゆる土下座




はるな「へ？いや、！あの！やめてください！頭を上げてください！

私が急に叫んだから何事かと思い来てくれたんですよね！？」





冨岡「…理由はどうであれ、最低なことをした｡少し考えればわかる事が分からなかった｡本当にすまなかった」





冨岡さんは頭を下げたまんまそういった




いや、やめてェェ？！頭さげんといてー？！ほんとこっちが全部悪いから〜！





はるな「いや！違います！いいんです、私がくだらない事で叫んでしまったのがいけないんです！ほんとーに、気になさらないでください、 お願いします！」





そう言って私も正座したまんま頭を下げる





いわゆる土下((




2人して土下座をしているのははたから見たら面白いと思う




はるな「…ぶっ、ははっ！もう拉致あかないのでお互い様ってことにして、頭上げましょ？」





冨岡「…わかった」




とか言いながら全然納得してない顔してる冨岡さん笑





はるな「とりあえず今日はほんとに任務もなさそうなので寝ますか！」





冨岡「そうだな」





そう言って冨岡さんは布団を敷いてくれた




私の分も






いつもそうだ、冨岡さんは優しい、私がなにか取りに行こうとしても察して取ってきてくれたり、お腹すいたなと思うと、ご飯を用意してくれる



私がやると言っても「はるなは客だから何もするな」と言って絶対に聞かない




冨岡「…？寝るぞ」




布団を敷き終わった冨岡さんは私が冨岡さんのことをじっとみているのに気づき不思議そうに見てからそういった



はるな「あ！はい！お布団ありがとうございます！」




冨岡「気にするな」





そんな優しいところが大好きでずっとついて行きたいなと思う





柱の皆は弱い私に優しくしてくれる





1番弱いやつがいちばん大事にされてていいのかってね



皆過保護。さっきの冨岡さんがいい例だね




今はまだみんなの優しさに守ってもらってていいかな、いつか私がみんなを守れるくらいに強くなるまで









みんなの笑顔を思い浮かべると安心して瞼が重くなっていった

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