舞え 桜柱！

11話 胡蝶さん ページ11

胡蝶side


きっと今私以外の柱の皆さんはここに来ているでしょう




はるながいきなり助けを求めたと聞いては助けに行かないわけには行きません




それに、上弦…もしかしたら、姉を殺した鬼がいるかもしれない…！





とにかく、はるな、無事でいてください…





そう思いながら走っていると、何人かの柱の人達の気配を感じて、そこに向かって走っていくと




私以外の柱の皆さんがはるなを囲んでたっていた




胡蝶「遅くなってしまいすみません…」





そう言って輪に入り見たはるなの姿は









首元だけ着物がはだけて、血を吐いて倒れていた








一体何が起こったの？





宇髄「おい胡蝶、これって」
ら




宇髄さんが指さした場所を見てみる





胡蝶「…な、！これは…一体誰に…」





はるなの首には赤い花が咲いていた






どうして…







刀が地面に刺さっている、戦ったのかしら…でも特に重症とも思えない、もちろんちゃんと息もある






ここで一体何が…






胡蝶「とりあえず、私の屋敷まで運びましょう」





そう言って残念ながら私のひ弱な力でははるなを運ぶのは難しいので、運ぶのを誰に頼もうか迷っているところ




不死川さんと冨岡さんが私の両脇にたち、手を挙げて




「「俺が運ぶ」」





2人揃ってそういった





全く…笑相変わらずはるながお好きなんですね、2人とも





喧嘩(不死川が一方的に冨岡に言ってる)が始まってしまったので




どうしようと困っていると




無一郎「僕が運ぶ」




時透くんがそう言ってくれたので





胡蝶「ありがとうございます」




頼むことにした



私、不死川さん、冨岡さん、時透くん以外のほかの柱はさすがに柱全員で蝶屋敷に行くともし鬼殺隊の方で何かあったら大変だから、ともち場所に帰ると言っていた





皆さん必ず口を揃えて



はるなに何かあったら言え





そう言って。






はるな、こんなにも皆を虜にして…こちらも見ていて飽きないからいいんですけどね？笑







私も、ファンですし…←






…にしてもはるなはどんな鬼にあって、こんな仕打ちを







上弦以上とも言える鬼が人を喰らわずに生かしておく
なんて…









ベットで眠るはるなを見て、早く目覚めてと願うことしか出来ない自分がただただもどかしかった

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