ただ、あまい 【 るぅと 】

＃６ ページ7

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彼の膝の上に乗せられて
どうしていいか分からなくて、目線がキョロキョロとする


私の髪の毛を撫でて耳に掛けられる。

その時の顔があまりにも甘くて、恥ずかしくなる。



「 ふふっ、恥ずかしがってるAかわいい 」


『 うぅ、…ドキドキすしすぎてしんじゃうぅ、』


ふわっと彼に抱きしめられて
そのままソファーに倒れ込む。


彼の顔が近くて、シャンプーのいい香りがして
心臓の鼓動が心配になるくらい早まる。



「 そうやってすぐ僕のこと煽るんだから。…そんな可愛いこと言ってると狼に食べられちゃうよ 」


『 狼さんは……るぅとくんですか？ 』



そう聞くと 私が彼を押し倒していた体制から
彼が私を押し倒す。

制服のリボンを取られて、第3ボタンまで開けられてしまった。



「 はぁ、…可愛すぎるからお仕置きです 」


チクッと鎖骨あたりに痛みが走る。

首に顔を埋めて 口付けを落とす彼

前髪が邪魔になったのか かきあげる仕草をする彼は
カッコよくて、大人の色気を感じる。


「 へへっ、…これで悪い虫もつきませんね 」


『 ずるい、わたしもする 』



彼みたいに上手には出来ないし
不器用だから上手く付けられないけど

彼が こうやるの って私の手の甲に吸い付く。


彼の首にはくっきり私の独占欲が咲きました



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