推しくんと付き合っちゃった話 【 こ ろ ん 】

397推しくん ページ9

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夜 、もうそろそろお風呂に入ろうかなぁ なんて準備をしていると部屋の扉が開けられる。


部屋着から水色のすとぷりパーカーに変身している、何かするのかな……？




「 ね、ねぇ？…お、踊ってみたって、どうやって撮るのぉ 」



『 踊ってみた？ころんくん撮るの？ 』



恥ずかしそうに 首をこくりと上下に振る。


ころんくんが踊ってみた……、なにそれ、かわいい！

髪もばっちりセットしちゃって気合い入ってるの可愛すぎるでしょ。



『 どっかにあげるの？ 』


「 ゆーちゅーぶ、あと、TikTokとか、あげたいなぁって 」



全ころんリスナーにころんくんが物凄く可愛いのがバレちゃう……、私だけの特権なのに……！


なんて ぷんすか しながらも 可愛く踊ってる彼を想像すると見てみたくて仕方ない。



『 わかった！教えてあげるからどれで踊るの？ 』


「 これ…、ぼくでも踊れそうだったから 」



聞き馴染みのある6人の歌声が再生されて自然と体がノリだす。


曲にあった可愛らしい振り付け、彼が踊ってる姿を想像すると勝手に口角が上に上がってしまう。



とりあえず 2人で振りを覚えることにした。



これぞまさに、初めての共同作業ってやつですね




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