推しくんと付き合っちゃった話 【 こ ろ ん 】

420推しくん ページ32

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ごろーん とポカポカ暖かい床暖に寝転がる。


私に擦り寄ってくるのもだいぶモフモフになったたぴちゃん



『 寂しかったのぉ？よしよーし、暖かいねぇ 』



ずびーっと鼻水をティッシュで噛む。


暖房必須の季節だよねー、今年は雪降るかなぁ。



『 たぴちゃんも恋しいんだよねー。後ちょっとで会えるからね 』



ぼんやりと天井を見つめる。

ツアーが始まって２ヶ月 、終わりまで残り２ヶ月


無事終わって欲しいって気持ちと 終わるに連れて胃がキリキリと傷んでくる。



だって、終わったら言うんでしょ？


怖いし不安だし、祝福の声だけじゃないって分かってるからこそマイナスに色々考えてしまう。



『 ころんくんが傷つくのはやだなぁ。たぴちゃんもそう思うよね 』



人一倍繊細な彼だから。

私達が支えてあげなきゃ行けないんだ。

なのに、私が落ち込んでたらダメだよね。



『 あ、今日放送してくれるらしいよぉ。一緒に聞こうね 』



いつも通りな彼のツイートが通知で飛んでくる。

今日は声が聞こえるって胸がホッコリする。





でも、やっぱり私達寂しいんだよね。



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