推しくんと付き合っちゃった話 【 こ ろ ん 】

406推しくん ページ18

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１日目



早朝に家を出た彼


気晴らしに2度寝をして次起きた時には隣にさとみくんが居た。




「 なんか飯食う？それか出掛ける？ 」



『 ……げーむする 』



「 いいじゃん。なにする？ 」



私に気を使ってくれてるのか あれこれ 色々してくれている。


申し訳ない、でも元気になれる気力もない。
まだ１日も経ってないなんて時の流れ進むの遅すぎ。




「 Aちゃんって戦うゲームできんの？ 」


『 ころんくんにちょっと教わったから、下手くそだけど少しだけなら 』



隣の彼なら手加減してくれそうだし。


勝てたら、少しはモチベーションあがるかな。



「 やっぱ自分のコントローラーじゃないとやりにくいわぁ 」



『 じゃあ、わたし勝てるかな 』



戦闘ゲームは正直苦手

コントローラーの使い方分かんないし、負けず嫌いだから負けたらめちゃくちゃ落ち込むしムキになっちゃうから

平和なゲームしてほっこりする方が私には向いていると思う。



ポチポチ コントローラーを押しながら画面を見つめる。


虚無、なにも考えない。




隣の彼は頑張って盛り上げてくれてる。

申し訳なさ過ぎて、今の時点で泣きそうである。





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