推しくんと付き合っちゃった話 【 こ ろ ん 】

※371推しくん ページ28

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彼は堪忍したような顔で コクリと頷いた。


またワガママを無理矢理聞かせてしまった。



「 ぁっ…、ははっ、そんなに締め付けないでよっ、」


『 らってぇっ、うぅんぅっ、ふぁっ、』



手をギュッと握られて唇を塞がれる。

微かに彼の匂いがふわっと香ってきて胸がいっぱいになる。


腰の動きがグンっと早くなって声が漏れ出そうで、なのに唇が塞がれてるから声を殺す。





「 あっ、……！ はぁっ、はぁっ……、っ、…、生きてる？ 」


『 ひぇっ…、…しぬぅっ 』



なかなか離してくれないから息が出来なくて、彼のが抜かれて唇が離れた時には失神寸前だった。


生理的な涙すら出てきた。



「 ……お風呂行こ？それ処理しなきゃだし 」


『 やだぁ、まだ行かないのぉ 』



彼の腕を引いて抱き着く。

久しぶりに会えたからいつもよりワガママになってしまう。



「 もう。……どうする？出来たら？ 」



『 おこってる？…無理言ったの 』



彼の立場の事を考えると今すべき事じゃないのは分かってる。

けど、温もりを感じたかったんだもん…。
ワガママ、聞いて欲しかったんだもん。



「 怒ってない。……出来たらちゃんと責任とってあげる 」



『 うぅ……、すきぃっ！ 』




しばらく抱き合ったままでいよう。



あともうちょっとだけ、数分だけ。






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リクエストありがとうございます！！



【 R強め 】



でした。




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