４４話 ページ46
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それはまるで 大切なおもちゃを取られた子供のようで、返されたと共に肩身離さず傍に置いておく。
彼もそうみたいだ。
「 莉久くん来たんでしょ？どうだった 」
『 普通にお話した。いつも通りだよ 』
唇を尖らせて ふーん なんて拗ねてるんだか興味無いんだかよく分からない。
いじいじと私の指を伸ばしたり折り曲げたりかまってちゃんだこと。
「 ねぇ、明日から週末だよ？Aのこと、独り占めしていいんだよね… 」
『 独り占めしなくてもいつも隣にいるじゃん 』
嫌という程隣にいる
昔ほど一緒には居ないけれど、それでもいつもすぐそばに居る。
「 うそつき、最近じゃあんま僕に構ってくれない、やだ 」
らしくない、あまえんぼう。
素っ気なく突き放してくるのはそっちなくせに。
「 やだやだやだ！他の誰かと仲良くしてるA見たくない 」
『 それは……やきもちですか？ 』
胸がモヤモヤして、苦しくなるような
言葉に表すのが難しいその感情
私なんかにヤキモチ妬いてくれてるの…？
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さざんか(プロフ) - 私の予想の斜め上をいきました…笑まさか信号機組とは！！今作品も素敵です…！！ (2020年3月28日 2時) (
レス) id: dfb928314c (このIDを非表示/違反報告)
おお - これ以上よんだら尊すぎて死ぬ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 6b04e95e5a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ☆(プロフ) - やばぁぁぁぁぁぁぁい！！！るぅとくんが身体弱い設定！ありがとうございます！待ってました！(何様)頑張ってください！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: c11488bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎
| 作成日時：2020年3月27日 19時
