推しくんと付き合っちゃった話 【 ころん 】

261推しくん ページ13

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C side


3月14日

ホワイトデーの季節

1か月前に彼女からバレタインを頂いて流石に何かお返しが必要だなぁとホワイトデー当日に思い付きました。


「 てことでさとみくん。ホワイトデー何あげれば喜ぶと思う？ 」

「 なんで俺なんだよ。アクセサリーとかは？ 」


通話相手は恋愛マスターさとみくん

経験豊富そうだし聞いてみたけどさらに頭を悩ませることになった。

どこか食事に誘って見た方がいいとか、ブランド物をあげるとか色々あるけど彼女は何が喜ぶんだろう。

ホワイトデーなんてあまり意識したことが無かったから難しい。


「 A〜、ちょっと出掛けてくるね 」

『 いつ帰ってくる？ 』

なに、寂しいの？

ベットに潜り込んでたのに顔をぴょんっと出して
かわいい。


「 ご飯前に帰る！！いい子で待っててね 」


頭をひとなでして外へ向かった。

外に出ればすぐさまサイトを開いてホワイトデーについて調べる。
彼女の前じゃ調べられないからねぇ。


「 やっぱ、女の子ってよくわかんない 」

なにか欲しがる人もいればお返しはいらないって人もいる

ブランド物が欲しいって人もいるしあの子はどこの部類に入るんだろう。

悩んでても仕方が無いので適当にショッピングモールに行くことにした。



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