推しくんと付き合っちゃった話 【 ころん 】

204推しくん ページ6

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顔真っ赤 って頬をつねられた。


どきどきした、きゅんきゅんしてる。


『 ころんくん、かっこよかった〜〜〜〜！ 』


ぎゅーって抱き着くと彼は後ろに倒れた。

こんなにカッコイイだなんて、どうしたもんだ。


「 そりゃ良かった。…あの曲、Aに悪影響だなあ 」


頭をポリポリと掻く。

普段見れない大人っぽいころんくんが見れて私は嬉しかったんだけどなあ。


「 Aちゃんはお家でいい子にしててください。てか、夜遅くに危ないところ行かせないし 」


『 ころんくんからのナンパしか嬉しくないもん』


彼からのナンパ っていうシチュエーションに最高にキュンとしているのであって赤の他人からのでは全くの別物である。


「 じゃあ、メンバーに誘われても行かないでよ 」

『 また嫉妬してる 』


私がメンバーの皆と遊ぼうとするとすぐ拗ねるのだ。
そして私を独占しようとする。

嫉妬深くてかわいい。


「 Aのこと独り占めしたいの 」

『 いましてるじゃん 』


分かってない ってデコピンされる。

それを私の台詞なんだけどなあ。

何万にものリスナーを虜にする君を独り占めするなんて出来なくていつも モヤモヤさせられてるのは私なのに


「 じゃあ離さない 」

背中からぎゅっと抱きつかれて離してくれない。

あ、うれしい。

今すごく嬉しい気持ちになってる。


あー、ころんくんしか勝たん


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○○しか勝たん みたいなの流行ってますよね(遅い)


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