検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:373,824 hit

160推しくん ページ10

.

S side

カメラ機材やパソコンがリビングに置かれて
配信モードに入り出す。

なーくんが指示を出して、機械をいじるのはるぅとくん

そして1人 俺たちと離れた所で彼女に甘えてるのがころん


今までじゃそんな姿恥ずかしがって見せなかったくせに、人って変わるんだな。


今日はキッチンを使うってこともあってAちゃんには下準備をしてもらってる。

手伝うなんて言っておいて ただ後ろから抱きしめてるのが1匹いるけど。


『 ねーえ、危ないよ? 』

「 A切るの下手くそだから見てあげてるの 」


Aちゃんは料理が苦手らしくいつもころん任せらしいからあいつがいるのは頼もしいけど 逆に危なっかしい。


「 もう、大きさバラバラなんだけど。…包丁持って?そう、 」

結構不器用らしくワタワタしてる彼女の手の上に自分の手を重ねて ゆっくりと切っていく。

あー、あれがカップルってやつなのか。


「 ちょっと。集中してる? 」


『 耳に息吹きかけるのやめてよっ、!! 』


俺達がすぐそばにいるって言うのにおっぱじめようとしてる男がいる。

でも、あの子の反応を見て楽しんでしまっている自分もいる。
面白いよな、ほんと。


「 ええー?気の所為だよ。…僕がそんな意地悪なこと、する訳ないじゃん 」


言葉とは裏腹に 手に持っていた包丁を置き彼女の腰を掴んで唇を奪った。

メンバーのキスシーンを目撃してしまうのは少し恥ずかしい。


「 Aちゃんと付き合ってからですよね。こんな風に甘えるようになったのも、嫉妬深くなったのも 」

「 あの子すげぇよな。…ころんが羨ましい 」


あそこまで本能を引き出させてしまうような子にも
俺も出会いたいもんだ。



.

161推しくん→←159推しくん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (217 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1154人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぷ め て ゃ - リクエストさせていただきます! お揃いのネックレスがリスナーさんにバレてころんくんに彼女説が浮上して少しざわざわしちゃう系のお話が読みたいです! (2020年1月10日 2時) (レス) id: b60e554cf2 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 更新する曜日等を、決めるなどいかがでしょうか? 他にもこのお話で一区切りにしてまた時間がたった頃その後の二人の様子などが見れるみたいなのでも楽しそうですし色々案はあると思うので白兎さんが納得のいく考えが出ることを切に願っています、長々と失礼しました。 (2020年1月3日 23時) (レス) id: 645d83bd01 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 白兎さん明けましておめでとうございます、そろそろ作品の終わりも近くなってきましたね。話読んでて迷われてるような感じだったので思わずコメを打たせてもらいました。これは私の意見なのですがもし話を続けられたとして今後の新作やもう一作品を考えるとするならば (2020年1月3日 23時) (レス) id: 645d83bd01 (このIDを非表示/違反報告)
らび(プロフ) - はじめまして!!初コメです()お話本当に大好きです!更新まってます (><) (2020年1月3日 10時) (レス) id: 312adacb01 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - ああああ!ころんくんやりますねぇ!?(訳:更新待ってます!) (2020年1月1日 16時) (レス) id: 4661deee11 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白兎 | 作成日時:2019年11月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。