推しくんと付き合っちゃった話 【 ころん 】

8推しくん ページ8

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『ころーん、そんな汗だくでどうしたんだよ 』


「 そっちこそなんで急にくるかなぁ、それもこんな時間に。」



部屋が暗いってこともあって
眠気がピークに来てるけど、どうしても相手が気になる。


女じゃないしやましい相手じゃないんだろうけど
私を隠す理由は？？


小さくドアを開けて
外の明かりが部屋に入る。

ちょうど家具に隠れて相手の顔が見えない。
ただ隣にいる彼からは不機嫌オーラ



「 で、何しに来たの」


『 んなのゲームしに来たに決まってんだろ 』



盛大にため息をつく彼


んー、外に出たい。
一度気になっちゃったら好奇心は止まらない訳で
さらにドアを開く


彼より少し身長が高い
ソファーにぐでーっと伸びていてくつろいでる。



『 トイレ借りるわ、』


急に立ち上がってこっちに向かってくるから
急いで扉を閉める。


その時、ガチャんと音を鳴らしてしまったのは失敗だと思う。



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