7推しくん ページ7
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よしよしって頭を撫でられる。
彼の胸の中は暖かくて 少しウトウトする。
ぐりぐりって頭を埋めたら笑われた。
「 んー?Aってやっぱり小動物みたいだね。でも、ハムスターってよりかはウサギかも 」
懐かしい。
瑞希に誘われて行った合コンの時彼に言われたんだっけ、
小動物みたいって
「 Aは寂しがり屋だから僕がいなきゃだね 」
顔を包み込まれて 今までに見た事ない優しい顔をしてる。
あまーい空気が漂う
彼は甘やかし上手だし、甘えるのも上手
たまに見せる 愛おしそうな顔が私に向けてのものなんだと思うと優越感
彼のドクドクと鳴る鼓動の音が心地よくて
うっすらと意識を手放しそうになる。
それに彼の頭を撫でてくれる手が気持ちいい。
夢の世界はすぐそこ っていう所で
家のインターホンが鳴った。
「 ちょ、こんな時間に誰だよ。…ちょっと待っててね、」
スって離れて行っちゃって寂しい
ああ、女々しい自分が出てきちゃってる。
物凄い物音と声が聞こえる。
とりあえずなにか焦ってるみたい。
「 A、今すぐ隠れて 」
『 へ?…か、隠れるってどこに??てか誰だったの?』
頭にはてなマークが浮かぶ私と大焦りの彼
次第に不安になってくる。
「 ここにずっといてね?出てくんなよ!」
ガチャんっとドアを閉められる。
すると同時にこの家に誰かが入ってきた。
微かに聞こえる声は男の人
聞き覚えがあるんだけど上手く聞き取れない。
きになる……。
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いちごミルク(プロフ) - 間違えたなら謝ってけしたら (2021年6月26日 15時) (レス) id: 9c785aa451 (このIDを非表示/違反報告)
るん - 間違えました。ごめんなさい (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
るん - あ (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 風邪ひいたお話を読んでみたいです。もしでしたら、よろしくお願いします。 (2019年7月30日 0時) (レス) id: 0f03ce1093 (このIDを非表示/違反報告)
いるぴ〜(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました!!本当にぴめてゃさんが繰り出す作品、文章の味といいますか、雰囲気といいますか、大好きです!これからも応援しています!頑張って下さい! (2019年7月27日 18時) (レス) id: ab1b3c264e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白兎 | 作成日時:2019年7月4日 12時