42推しくん ページ42
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はぁっとため息をつかれる。
そんな大きくつかなくてもいいのに…。
「 そんな顔しないでくんない?いま自分がどんな格好してんのか分かってる? 」
言ってる意味がわからなくて首を傾げる。
呆れオーラを全身に纏ってるけど、全く理解が出来ない。
上に来ていた白のブラウス
ボタンを3つ程強引に取られる。
「 ぴんく…、下着透けてる 」
『 え、…ちょ、まって 』
彼はめちゃくちゃ平常心って顔してるけど
こちら心臓バクバクです。
恥ずかしすぎて顔を見られたくなくて
とりあえず抱きついてみる。
逆効果な気もするけど…。
「 ねぇ、胸当たってんのすげぇ興奮すんだけど 」
『 う、うるさい!変態!!』
胸をポカポカと叩く。
このドキドキの音、聞こえちゃってるかな?
すごい勢いで心臓が動いてる気がする。
ああ、平気な顔して余裕ぶっこいてる彼が憎たらしく見える。
「 あー、…顔真っ赤。Aって、本当にずるいね」
バサッと上からタオルが落ちてきた。
それなりに大きめのタオルだから彼と私の頭を
包んだ。
廊下の壁に追い詰められる。
向こうのドアから感じてた視線とか
全て忘れて、目の前の彼に視線を奪われる。
「 ばーか。お前らにはやらねぇよ 」
そう呟いて唇を奪われた。
彼の顔はとても自信に満ち溢れたような、余裕のある顔をしててまた胸が鳴った。
♡♡♡
その頃、残された5人はリビングの扉の隙間から
2人のやり取りを覗き見ていました。
「 おい、あいつ俺たちが覗いてること知っててやったぞ」
「 ころちゃん…、案外嫉妬深いんですね 」
「 俺の知らないころちゃんだ…!!」
大騒ぎでした。
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リクエストありがとうございました。
【 雨に濡れた主人公ところんくんがイチャついてるのをメンバーが目撃 】
でした。
まだリクエスト受け付けてます。
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いちごミルク(プロフ) - 間違えたなら謝ってけしたら (2021年6月26日 15時) (レス) id: 9c785aa451 (このIDを非表示/違反報告)
るん - 間違えました。ごめんなさい (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
るん - あ (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 風邪ひいたお話を読んでみたいです。もしでしたら、よろしくお願いします。 (2019年7月30日 0時) (レス) id: 0f03ce1093 (このIDを非表示/違反報告)
いるぴ〜(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました!!本当にぴめてゃさんが繰り出す作品、文章の味といいますか、雰囲気といいますか、大好きです!これからも応援しています!頑張って下さい! (2019年7月27日 18時) (レス) id: ab1b3c264e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白兎 | 作成日時:2019年7月4日 12時