35推しくん ページ35
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男子トイレ、女子トイレ、共同トイレがゾロリと並ぶ
迷わず共同トイレのドアを開ける。
そこには人2人がギリギリ入れるほどのスペースしかなくてぎゅうぎゅう詰め
鍵をガチャりと掛けられる。
強く握られていた手首を頭上でまとめられる。
酔ってるせいか顔が色っぽくて直視できない。
私も少し飲んだせいでちゃんとした思考を取り戻せない。
「 なんでこっち向いてくんねぇの。…おい、」
いつもとは違ったドスの効いた声
少し掠れてる声が色っぽさを増してる。
危険信号が頭の中で鳴るけど上手く体が動かないし
脳は考えることを辞めてるみたい。
ぐるぐると彼の声が駆け回るだけ。
「 寝てると思った…?Aが来てからずっと起きてたよ。確かに最初の方は酔ってたしウトウトしてたけど、あまりにもAが無防備でみんなに愛想振りまくからイライラしてきちゃってさ、」
すーっと首元を人差し指でなぞられる。
肩を優しく撫でられて そっと彼の手が
私の太ももへと移る。
擽ったくて、なんとも言えない気持ちになって
漏れそうになる声を必死に我慢する。
「 その我慢してる顔とか声とか結構くるんだけど?…ねぇ、襲っていい?」
太ももに触れてた手がそっと上に進んでいって
太ももの付け根に触れた。
酔ってるからと言って こんな所でや るのはごめんだ
でも、体は硬直してて今にも腰から崩れ落ちそう。
初めての経験に胸のドキドキが凄くて、されるがままってこういうことなんだと思う
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いちごミルク(プロフ) - 間違えたなら謝ってけしたら (2021年6月26日 15時) (レス) id: 9c785aa451 (このIDを非表示/違反報告)
るん - 間違えました。ごめんなさい (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
るん - あ (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 風邪ひいたお話を読んでみたいです。もしでしたら、よろしくお願いします。 (2019年7月30日 0時) (レス) id: 0f03ce1093 (このIDを非表示/違反報告)
いるぴ〜(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました!!本当にぴめてゃさんが繰り出す作品、文章の味といいますか、雰囲気といいますか、大好きです!これからも応援しています!頑張って下さい! (2019年7月27日 18時) (レス) id: ab1b3c264e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白兎 | 作成日時:2019年7月4日 12時