31推しくん ページ31
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連れてこられたお店は
いかにも飲み屋って感じの居酒屋
ちゃんとこういうところ行くんだって少し嬉しくなる
「 本当ごめんなさい。こういうガヤガヤした所嫌いですか? 」
『 そんなことないです!!私だってたまに行きますよ 』
なら良かった って爽やか笑顔を向けられて
心臓が撃たれた。
顔が良いって正義だと思う。
さり気なく手を繋がれてリードされてるけど
これ彼に見られたら怒られるのでは?
そうは思いながらも強く握られて
とても解けないし、なんだかこちらこそ申し訳なくなる。
「 あ、ちょっと待っててください。…連れてきましたよ 」
個室で飲んでいたらしく先に彼が中に入った。
個室の中の盛り上がりが凄くて少し緊張する。
ほとんどのメンバーさんとは会ったけど、なーくんとジェルくんってなんか緊張するんだもん。
スマホの画面で身なりを確認する。
変なところないかな…。
「 Aさん、いいですよ。あ、緊張してます?大丈夫。みんな優しいですよ 」
両手をぎゅっと包まれて顔を覗き込まれる。
その顔で覗かないで欲しい。いろんな意味で緊張しちゃったわ。
腕を引かれて彼の背中に隠れるように
個室の中に入る。
すぐそこに畳に寝転ぶ彼の顔が見えた。
ふにゃふにゃしてる、可愛い。
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いちごミルク(プロフ) - 間違えたなら謝ってけしたら (2021年6月26日 15時) (レス) id: 9c785aa451 (このIDを非表示/違反報告)
るん - 間違えました。ごめんなさい (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
るん - あ (2020年6月4日 22時) (レス) id: 5d725d6541 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 風邪ひいたお話を読んでみたいです。もしでしたら、よろしくお願いします。 (2019年7月30日 0時) (レス) id: 0f03ce1093 (このIDを非表示/違反報告)
いるぴ〜(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました!!本当にぴめてゃさんが繰り出す作品、文章の味といいますか、雰囲気といいますか、大好きです!これからも応援しています!頑張って下さい! (2019年7月27日 18時) (レス) id: ab1b3c264e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白兎 | 作成日時:2019年7月4日 12時