続き ページ44
次の日
『ふわぁ…おはよう…』
「おー、おはようロイ。眠そうだな。寝不足か？」
『まぁ、そんなとこ…』
まさか寝不足の理由が昨日パンが食べた過ぎて眠れなかったなんて言えるわけもない
また今日もおにぎりか…と、出る前からテンションが下がっていたその時
「あいよ、今日の朝食だ。」
『…え？』
そう言って目の前に置かれたのはどっからどう見てもパンだった
『え、なんでパン…？』
「実は昨日キャプテンに言われたんだよ。米を使ったパンは作れないかって。で、確か米粉でパンが作れたなと思って作ったんだよ。」
『ローがそんなこと言ったの…？なんで？』
あの米大好き人間が人に合わせるなんてありえない
え、もしかして今日私の命日？
頭がこんがらがっていたその時、噂の人が入ってきた
「あ、キャプテンおはようございます。」
「あぁ…おはy『ロー！これはどういうことなの⁉』…チッ、朝からうるせーよ。」
舌打ちで挨拶とはいい度胸…って言ってる場合じゃなくて！
『な、なんで今日パンなの⁉』
「あぁ？お前が食いたいってうるせーからだろ。」
『だからって、これじゃあローが食べられないじゃん！』
「米粉で作ってあるから少しは食べるつもりだ。」
『少しなのね…』
なら無理して食べなきゃいいのに…
私は米粉のパンを食べやすいようにちぎって食べた
普通のパンとは違い、米粉のほのかな香りがありつつもちゃんとパンとしての味もある
私はもう一口食べながら彼に聞いた
『…ねぇ、なんでパンにしてくれたの。あんなに嫌がってたくせに。』
すると、彼はパンを口に入れ、渋い顔をしながらこう言った
「…好きな女の好きなもんも少しは好きにならねーと意味ねーだろ。」
『え？』
聞き返すと彼は水でパンを流し込み、そして立ち上がった
「だから、俺はパン好きなとこも含めてロイが好きだって言ってんだよ…//」
『っ⁉//』
この人急に何言ってんの⁉//好きって…はぁ⁉///
1人パニクってると彼が私の顔を見て笑った
「はっ、お前も俺が好きなら米も含めて好きになれよ。」
そう言って部屋を出て行った
「あー…とりあえず、ロイおめでとう。」
『あり、がとう…//』
私はパン派
だけど、米も少しは好きになれたかも…//
素敵なコンプレックス（カタクリ） ta60AjF1Bksnqhb様リク→←米派の君（ロー） ta60AjF1Bksnqhb様リク
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鈴之宮(プロフ) - アルカリ性さん» 申し訳ありません。有難いんですが、こちらのシリーズはリクエスト終了しております。なのでお聞きすることはできません。すみません。 (2022年9月12日 14時) (
レス) id: 725a7e0bfc (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ性 - リクエストなんですが、コビーは出来ますか？シチュはなんでも構いません。 (2022年9月12日 14時) (レス) @page33 id: 887589a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 夢女子 魔夜さん» それです！ (2019年5月3日 11時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 魔夜(プロフ) - 鈴之宮さん» おー！勉強にもなるやつですか！ (2019年5月3日 10時) (レス) id: ad1699af14 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 夢女子 魔夜さん» 私もびっくりです（笑）きたもの全てにお答えしていたら半端ない数に…（笑）ある意味、キャラによって書き換えるという練習にはなりました（笑） (2019年5月3日 10時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2018年7月12日 8時
