ローから目が離せない ふはははは様リク ページ30
ここは潜水艦の中
私はローから本を借りようと彼の部屋に向かっていた
コンコン
『失礼します。』
中に入ると彼は自分のベッドで本を読んでいた
「ロイか。どうした。」
『ちょっと本を借りたくて。いい？』
「好きにしろ。その代わり汚すなよ。」
『分かってますよ。』
そう言いながら本を探した
『んー…あ、これにしよっかなぁ…』
と、手に取ろうとしたが固くて中々抜けない
『あれ？おかしいな…んー！うわっ！』
力一杯引っ張ると急に本が抜けた
その拍子に本が床に落ちてしまった
「はぁ…何してるんだロイ。」
『はは…ごめんね。急に抜けたからさ。』
ローは溜息をついて、また本に目を移した
私は足元の本を取ろうとしゃがんだ
その時
グラッ
『うわっと！』
急に潜水艦が揺れた
思ったよりも大きく揺れた
『ふぅ、何かにぶつかったのかな。』
と、呑気なことを言っていたその時
「ロイっ！」
『え？』
彼の声に振り返ると本棚の本が私に降りかかってきた
咄嗟のことに動けなくて床に伏せた
来るっ…！と身構えたが、一向に体に痛みを感じない
なんでだろうと再び振り返ると、そこには彼の顔があった。私に覆いかぶさる形になっている
『っ⁉ロ、ロー⁉//』
どうやら彼が私を庇ってくれたから本が私に降りかかってこなかったようだ
よかったぁ…じゃなくて！
『大丈夫⁉ロー！』
「っ、俺は大丈夫だ。お前こそ大丈夫か？」
『私は、大丈夫…//』
庇ってくれたとはいえ、あまりに彼の顔が近くにあったのでつい顔を逸らしてしまった
「…おい、何逸らしてんだよ。」
『べ、別に…//』
すると彼はニヤッと笑い、私の顎を掴んで自分の方に向けた
「ならこっち向けんだろ？」ニヤッ
『っ〜！///む、無理だっ…⁉///』
目を瞑って文句を言ったが最後、彼に唇を奪われた
あまりの出来事に頭がついていけず固まっていると、今度は深くしてきた
『っ⁉///ん〜っ！///』
「んっ……っは。」
やっと口を離したかと思うと、自分の唇をぺろりと舐め、妖しく笑った
「あんま見惚れてんじゃねーよ、ばーか。」
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鈴之宮(プロフ) - アルカリ性さん» 申し訳ありません。有難いんですが、こちらのシリーズはリクエスト終了しております。なのでお聞きすることはできません。すみません。 (2022年9月12日 14時) (
レス) id: 725a7e0bfc (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ性 - リクエストなんですが、コビーは出来ますか？シチュはなんでも構いません。 (2022年9月12日 14時) (レス) @page33 id: 887589a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 夢女子 魔夜さん» それです！ (2019年5月3日 11時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 魔夜(プロフ) - 鈴之宮さん» おー！勉強にもなるやつですか！ (2019年5月3日 10時) (レス) id: ad1699af14 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 夢女子 魔夜さん» 私もびっくりです（笑）きたもの全てにお答えしていたら半端ない数に…（笑）ある意味、キャラによって書き換えるという練習にはなりました（笑） (2019年5月3日 10時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2018年7月12日 8時
