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番外編 3 ページ19

エ「いつになったらヴィランズになれるのか…そんなもん知るか。」


スキャ「え?」


エ「大体なぁ、ヴィランズになりたい奴が他の奴に聞いてすぐなれるとでも思ってんのか?そんな生半可な考えの奴がヴィランズになれるとでも思ってんのか?甘ったれてんじゃねーよ。」



彼の重々しい言葉は彼女に容赦なく降り積もっていく



エ「いいか?ヴィランズっていうのは欲望のままに生きてるんだよ。お前みたいな奴になれるわけがねーんだよ。」


スキャ「そんな…そんなことありません!私にだってなれます!」


エ「ほぉ…?なら、お前は人を殺せるか?」


スキャ「え…?」


エ「自分にとって邪魔な人間を排除できんのかって聞いてんだよ。」


スキャ「邪魔な人間って…そんな人いませんよ!」


エ「ほらな。だからお前は甘いんだよ。みんながみんな仲良しこよしできると思ってんのか?」


スキャ「それは…」


エ「はぁ…お前帰れ。頭冷やせ。そしてもう一度考えろ。…ヴィランズとは何かをな。」


スキャ「っ…」



彼女は立ち上がり、部屋を飛び出した



ポ「エイトフットさん、さすがに言い過ぎですよ。」


ヴィ「せっかくの人材なのにねぇ。可哀想に。」


エ「うるせ…あいつには無理なんだよ。」


フ「…あんた、案外優しいんやね。」


エ「はぁ?俺が優しい?馬鹿言ってねーでとっとと次の客を呼べ。」


フ「はいはい。」



この時のファージャの言葉がどういう事を指していたのかはエイトフットと彼女にしか分からない

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鈴之宮(プロフ) - とーこさん» こちらも読んでいただきありがとうございます! (2018年8月17日 0時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ - みんな入れ替わり立ち替わり出てくるのが面白かったです!一気に読んじゃいました! (2018年8月17日 0時) (レス) id: f120473103 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴之宮 | 作成日時:2018年7月9日 8時

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