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彼女の話によると、上司は仕事はするのだがミスが多いらしく、その後処理は全部ハーデスがするらしい
ハ「任された仕事はちゃんとやるけど、どんなにやっても仕事が減らないのよ。」
ヴィ「なんだかどこかで聞いたことのある話ね。」
そう言ってエイトフットの方を見る
エ「…まぁ、お前の気持ちは痛いほど分かるけどな…」
そう言って遠い目をする彼
ポ「エイトフットさん、つらいのは分かりますが仕事はしてくださいね。」
エ「わあってるよ…ったく、で？お前はどうしたいんだよ。」
ハ「できれば仕事してもらいたいけど…そんなこと無理でしょうね。」
半分諦めモードで言う彼女
エ「…お前のマスターはお前のことを気に入ってたりするか？」
ハ「そんなの私が知るわけないでしょ。」
エ「まぁ、確かに…でも、お前に仕事を頼むってことはそれなりに気に入られてるってことだよな。」
ハ「さぁね。」
一体何が言いたいのか、とイライラする彼女
エ「ハーデス、次マスターに後処理頼まれたらこう言え。“最後まで責任を持ってやれ”って。それでなんか言ってきたら“じゃないと嫌いになりますよ”とでも言っとけ。」
ハ「はぁ？貴方、私を馬鹿にしてるの？」
ポ「エイトフットさん、いくらなんでもそれは無理があるんじゃ…」
周りは彼の答えに反対する
エ「あのなぁ、いくらヴィランズとはいえ何かを頼んでくるってことはそれなりに信頼関係があってのことなんだよ。その信頼が壊れてでもみろ。相手は少しくらい焦るだろ。」
フ「そんなもんなんか？」
エ「じゃあファージャ。お前マスターに“お前はいらない”って言われたらどうする。」
フ「そんなん嫌や！なんでウチがいらないん⁉あのうっさい鸚鵡よりは使えるわ！」
エ「ほらな。」
ファージャを例としてあげて見せたが、ハーデスは半信半疑だった
ハ「ハデス様がそんなことに引っかかるかしら。」
エ「まぁ、引っかかるんじゃね？物は試しだからな。」
そう言うと、彼女は渋々納得した
ハ「聞いたのは私だから一応やってみるけど、これで効果なかったら燃やすわよ。」
エ「勝手に燃やそうとすんな。」
彼女は扇で仰ぎながら部屋を出て行った
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鈴之宮(プロフ) - とーこさん» こちらも読んでいただきありがとうございます！ (2018年8月17日 0時) (
レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ - みんな入れ替わり立ち替わり出てくるのが面白かったです！一気に読んじゃいました！ (2018年8月17日 0時) (レス) id: f120473103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2018年7月9日 8時
