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ここまでほとんどの手下がやってきた
あと来てないのはただひとり…
エ「まさかな…」
エイトフットは思った
もし手下全員来るなら、あとひとり来るはずだが、彼女を知る彼にとってそれはあり得ないと思った
なんせ、彼女はお高くとまった女性だから
コンコン
エ「…どうぞ。」
入ってきたシルエットは上から下まで真っ青だった
彼はため息をついた
エ「はぁ…まさかお前まで来るとはなぁ…ハーデス。」
そう、手下の最後のひとりはハーデス
ハ「あら、私が来ちゃいけないのかしら。」
エ「別にそんなことは言ってねーよ。ただ、お前のことだから来ねーと思ってただけだ。」
ハ「そうね。確かに相談なんてご勝手にと思っていたけど…生憎私にも悩みはあるのよ。」
そう言って扇で隠した口からため息が漏れる
フ「ふぅーん。あんたにも悩みなんてあるんやね。」
ハ「私にだってあるわよ。貴方と違って。」
フ「はぁ⁉その言い方、まるでウチが悩みがないみたいな言い方やないか！」
ハ「あら、そんな鳥頭でも悩むことなんてあるのかしら。」
フ「なんやとっ…！」
バチバチと火花を散らすハーデスとファージャ
ポ「二人とも、こんな所で喧嘩はやめてください！それにハーデスさんはお客様なんですよ⁉」
フ「こんな奴が客なわけあるかいな！」
ハ「ふんっ、私もあんな鳥に相談しに来たわけじゃないわよ。」
わぁーわぁーと騒ぐ彼女達をエイトフットが止めた
エ「うるせーよ！ファージャ、てめーはいちいち食いかかるんじゃねーよ！ハーデス、仕事の邪魔すんなら帰れ！」
彼の言葉にようやく黙った二人
その様子を見てから、やっと本題に入った
エ「ったく…それで、お前の悩みはなんなんだよ。」
ハ「…上司がちゃんと働いてくれないのよ。」
エ「…は？上司？」
確か彼女の上司兼マスターはハデス様
フ「冥界の頂点様が仕事しないなんてあるんかいな。」
ハ「それがあるから困ってるのよ。」
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鈴之宮(プロフ) - とーこさん» こちらも読んでいただきありがとうございます！ (2018年8月17日 0時) (
レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ - みんな入れ替わり立ち替わり出てくるのが面白かったです！一気に読んじゃいました！ (2018年8月17日 0時) (レス) id: f120473103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2018年7月9日 8時
